《風見鳥 渡》
工場全体としては仕事が減っているのにぼく自身の仕事は減らない風見鳥です。 いや、仕事にだいぶ追われなくなったので減っているといえば減っていますが残業が無くならないのは何故なんだぜ? さておきいつものなろう小説紹介です。 公爵令嬢の嗜み 主人公の公爵令嬢、アイリスは中世風の異世界に入り込んだ転生者。 だが、記憶を取り戻した瞬間は加害者として断罪され、婚約者である第二王子に婚約破棄を言い渡された時だった。 しかも蘇ったその記憶はこの世界が乙女ゲームの世界を踏襲していて、自分がヒロインに敵対する悪役令嬢だったという笑えない立場。 とはいえ、蘇った記憶に基づいて客観的に見ると悪役令嬢は実はそんなに悪くなかった。 むしろ婚約者がいる王子を誘惑したヒロインや、ソレになびく王子はロクデナシなのでは? なので、 アイリスは傷つきはしたが気持ちを切り替えることが出来、これからの生活を考える。 それは、与えられた領主代行としての立場を利用し、領地を経営してたとえ独り身であっても生きていけるようにすること。 こうしてアイリスは順調に領地を改革し、幸先のいいスタートを切る。 だが、王宮は魑魅魍魎が徘徊する魔宮。ほどなくして彼女はそれを思い知らされる事になる。 乙女ゲー設定のなろう小説その2ですw とはいえ、物語の導入こそ乙女ゲーを意識していますが、それ以降はほとんど関係していません。 主人公は転生者としての知識を振るい、民を守る貴族として活躍します。 立ちはだかる政敵を撃退していくのがこの物語の醍醐味ですね。 大筋は少女マンガのテンプレストーリーではありますがなかなか面白かったです。 |
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