《大浜サキ》
先日、邦画「着信アリ」のハリウッド版「ワン・ミス・コール」の 公開が近いということで、「着信アリFinal」が深夜テレビでやってたのを だらだら見てたんですが・・・怖くてトイレ行けなくなった。 って子供か自分。 そもそも1作目からしてアレな出来だった着信アリです。 3作目となるともう、そりゃお寒い出来だろうなと タカをくくって見ていたのに、不覚でした・・・。 富江最終章の時は鼻歌歌いながら見てたのになあ。 黒木メイサの演技も意外と良いし、撮影も標準レベルはこなしていました。 (つまり怖さの雰囲気づくりは出来てた。) まあ中身はプロット滅茶苦茶のいつものC級ホラーだったんですが。 というか、死体の描写がいちいちショッキングなのは反則です。 回転するランドリーの中でどたんどたん音がしてるのを覗きに行くとか・・・。 目を見開いた生首が転がってくるとか・・・。 グロいの苦手なんでかんべんして。(怖いのは大好きなんだけど。) マンガを読むときはヘルシングみたく血がドバドバ出てても うひょー、ってなもんだけど、実写となるともう駄目です。 ああいう描写って人によっては爆笑ポイントだったりするのかもしれませんが。 というか、ジャパニーズホラーなのに即物的な死の描写は 関心しませんねー。 リングや呪怨に始まった心理的恐怖に訴えるタイプの ホラーもそろそろネタ切れということなんでしょか。 ショッキングな演出でウェス・クレイヴン(スクリームの人)とかに かなうはずないのになあ。 とはいえ、内容がどんなに残念な出来でもそれなりに最後まで 見れてしまうのはホラー映画特有の強みかもしれません。 自分なんかは怖いものみたさで誘蛾灯に誘われるように見てしまうし。 ・・・そして部屋から一歩も出られなくなると。 そういえば、今年の夏はホラー系の話題作が見当たりませんね。 ブームは過ぎ去りしってことかな。 一時は雨後のタケノコのように出てたのに。 |
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