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お茶と菓子の日々
《森 光年》
先日、某公営放送の番組で英国紅茶の世界が特集され、スージー・クーパーの茶器が紹介されたそうですね。

スージー・クーパーは1920年代~80年代まで活躍した陶器デザイナー。
30年代には英国王エドワード8世が後に伴侶となる女性にクーパーがデザインしたドレスデンスプレイというモデルを贈っています。
1990年代にとある書籍で紹介されたことではスージー・クーパーの食器は日本でも流行することになりました。

現在も人気は続いているものの、マニアの世界ではさすがに少々飽きられている感があったのですが、先日の番組では一般の方にずいぶん受けが良かった模様です。

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というわけで、普段は朝にコーヒーを飲むために使っているスージー・クーパーのタリスマンでお茶してみたという(笑)。

こちらはとあるマルシェイベントにて、奈良県の『MLPショップ』のブースで購入したもの。
スージー・クーパーはじめ、英国の庶民的な食器が充実しているお店です。
ブームになっていたこともあってスージー・クーパーは庶民雑器にしてはお高めの価格がつけられていることもありますが、こちらは良心的なお値段だと思います。


そんなわけで森光年なんですが、あいもかわらずお茶漬け(意味が違う)の日々を送っておりますので、そんな模様をお伝えします。
まずはご近所の美味しいパン屋さん『アップルの発音』より、あんバターのサンドイッチ。

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高千穂の発酵バターが使われており、爽やかでくどさがありません!
パンと餡とのバランスも完璧。
アイルランドはキャンベルズのストロングなお茶にミルクを入れて合わせると抜群の相性です。

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店内は静かな時間が流れていましたが、外は日差しが注ぐなかときおり雹がパラつく奇妙な天候でした。

続いて、大阪は谷町六丁目の『トリントンティールーム』でカカオとチェリーのスコーン。

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同店がオリジナルブレンド紅茶をお願いしている農園のカカオを使用しているそうで、自然なカカオの香りが豊かに香るスコーンです。

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そして昔懐かしのドレンチェリー!
子供のころはよく赤や緑のドレンチェリーがお菓子を彩っていましたが、いまどきはあまり見かけませんでしたよねぇ。
レトロブームで復権の兆しがあるのか、このところ方々で出会えるのがうれしいです!

お茶はいつものテイラーズ・オブ・ハロゲイトのティールームブレンド。
ティーセットは英国バーレイ社のフェリシティというモデルですね。

バーレイも先日の公営放送の番組で紹介されていましたが、近年人気があり、各地のティールームで使われております。
英国のティールームでバーレイが使われている様子をSNS等で見ることも多いので、世界的なブームなのでしょう。
大阪ですとトリントンティールームのほかに天満橋の『ボトルオーブン』にもバーレイの食器が豊富にありますので、気になる方はぜひ足をお運びください!

雑記 | 2020/02/16(日) 12:06 | コメント(0) | トラックバック(0)
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