《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。 温かかった先週とうってかわって今週は寒いですね。まあこれが普通なんでしょうけども。 今週は工場にさらに新しい機械が入ってきたのでバタバタしております。 まあぼくが使う機械ではないのでぼく自身は平気ですがw さておき、いつものなろう小説紹介です。 北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし 伯爵とは名ばかりの貧乏貴族、リツハルドは冬が厳しい北極圏に近い辺境住まい。 いや、住んでいるというだけならまだしも、狩りをしたり民芸品を作ったりして村人同様の暮らしをしていた。 そんな過酷な所に嫁に来てくれる貴族の娘が居るはずもなく、いつしか舞踏会でリツハルドに『辺境の国の雪男』の異名が付くことになり、彼は頭を抱える。 そんな時、参加していた夜会に美丈夫と見紛う女性が現れた。 赤毛で短く髪を切り、軍服姿で登場した彼女、ジークリンデはすぐさま貴族の女性たちに囲われて求婚されるほどの佇まいをもっていた。 リツハルドはその姿を見て思わずその場でプロポーズをしてしまう、つまり一目惚れだった。 結婚する気がなく周りを威嚇するつもりで軍服を着ていたジークリンデは、その申し込みを受けることになる。 辺境の暮らしに興味を持ち、そこでなら自分らしい生き方が出来るのではないかと考えたのだ。 こうして、リツハルドとジークリンデの狩り暮らしが始まることになった。 以下、少しネタバレです。
なろう小説で一定の数が存在する狩猟ジャンルの物語です。
リツハルドはジークリンデから『雪の妖精』と評される、白髪で儚い容姿の持ち主です。 共に住む村人も同じ血筋で全員が白髪なために幻想的な印象を与える架空の村です。 なので、物語の舞台も架空なのかと思いきや、実は時代は産業革命が起こった[近世]のフィンランドが舞台です。 作者はわざと詳しい地名を書かずに描いていたようで、いつものファンタジーなようで実は、という仕掛けがほどこされていました。 なろうではなかなか珍しい舞台で描いていてちょっと新鮮でした。 |
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