《森 光年》
昨日、2月25日は英国の祝祭日パンケーキデイでした! パンケーキデイはイースター(復活祭)の47日前。 その翌日からイースターまでの期間は粗食をするべしとされていたため、残っている小麦や卵や牛乳をパンケーキにして消費したのが起源だそうです。 イースターが移動祝祭日であるためパンケーキデイも毎年日付が変わります。 英国のパンケーキは日本でもおなじみのアメリカ風ではなく、クレープに近い薄焼きのもの。 なので冷凍のクレープ生地で代用してみました。 ![]() 英国の伝統的な食べ方はレモンと砂糖のみ。それも必ずレモンが先、砂糖は後だそうです。 非常にシンプルですがこれが意外なほどおいしい。 砂糖の食感が残っている方がよりよいので、レモンが先でなければならないというのも理にかなっているのでしょうね。 英国ではこの日、各所でパンケーキの無料配布が行われる他、フライパンの上でパンケーキを投げ上げながら走るパンケーキ・レースも開催されます。 ロンドンの市庁舎では仮装してのレースが、映画『ハリー・ポッター』のロケ地 レドンホールマーケットでは飛び込み参加可能なレースが行われるようですね。 そんなわけで森光年なんですが、先の連休はちょっと思い立って奈良まで出かけてまいりました。 ![]() 奈良公園。 あまりに風情がありすぎて写真を整理しているうちに一周回って笑いがこみ上げてきました。 ![]() 梅はすでに名残という様子。 これはこれで侘しさがあっていいものでした。 今回のお目当てはこちらの『ブライトンティールーム』。 グレートブリテン島南端のリゾート地ブライトン在住のオーナーさんが、日英を往復しながら経営されているお店だそうです。 ![]() ![]() ミッドセンチュリーから70年代までの英国のイメージなのでしょうか、店内はモダンブリティッシュな雰囲気。 英国気分を高めてくれる小物がいくつも展示や販売もされていてテンション上がります。 ![]() オーダーは英国式ブレックファスト。朝食、といっても注文は一日中可能です。 ![]() いかがでしょうこのボリューム! 嘘みたいですがこれが本格的な英国式の朝食なのです。 写真奥に見えるのは英国の定番、HPソース! ![]() ラベルに輝く英国君主の紋章! 女王陛下の御用達もいただく由緒正しきソースであります(といっても販売元は米国のハインツ社ですが…)。 SNSで見かけたこちらのティールームの写真にこの朝食とHPソースが写っており、矢も楯もたまらず遠路奈良まで足を運んだ次第です。 ボリュームだけでなくお味も抜群! 元気百倍で奈良散策に繰り出すことができました。 ![]() アンティーク店を訪問し、奈良公園を散策した後、ふたたびブライトンティールームへ。 ![]() やはりクリームティーを、しかもコーンウォール式でいただかずに帰ることなどできませんよねぇ… ちょうど焼きあがったばかりだったというスコーンは表面はザックリ、中はもっちり。 オリジナルブレンドのブレックファストティーも美味しく、居心地の良い店内にオーナーさんの心のこもったおもてなし。 最高の時間を過ごせました。皆様も、奈良観光の際にはぜひお立ち寄りください。 |
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