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二日遅れのハッピー 聖ピランズデイ!
《森 光年》
前回の記事の続きを少し。
奈良でもう一ヶ所お邪魔したのがこちらのアンティーク店『MLPショップ』です。

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奈良公園にほど近い味のある裏路地にひっそりとたたずむ古い家屋。
ですが店内はオーナーさんが独自の選球眼で海外買い付けしてきた英国食器がぎっしりです!
何時間でもいられそうなぐらいの宝の山でしたが、初見の様子見ということで今回は軽くこんなお買い物を。

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シルバープレートの小さなスプーン。
世界各地の観光地等で売られている土産物で、珍しいものでもないんですがじつはこれ英国ヨークシャーのスカーブラという街のスプーンなんです。

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スカーブラとは、サイモン&ガーファンクルのカバーで知られる英国の古謡『スカボロー・フェア(スカボローの市)』の舞台スカボローのこと。
有名な英国のビーチリゾート ブライトンに対し「北のブライトン」と呼ばれる観光地です。
この日はそのブライトンと日本を行き来している方がオーナーのティールームにもお邪魔しましたし、奇妙な縁を感じました。
英国ロイズ銀行の両替袋に入れてくださるという演出も心憎い。

MLPショップのオーナーさんは先月、英国買い付けから戻られたばかりで、その荷は今月届き、来月にかけて荷解きされるそうです。
その後はまた6月に買い付けに行かれるそうで、お忙しいですねぇ。
ただでさえお宝が山をなしているのに、さらに商品が増えるとなると掘り出し物が期待できそうです。


そんなわけで森光年なんですが、2日前の3月5日はコーンウォールの守護聖人 聖ピランの日でした!

コーンウォールはイングランドの一地域でグレートブリテン島の南西端。
アングロ・サクソン人の侵攻によって追いやられたケルト人たちが移り住んだ土地で、独自の言語や文化を持ちます。
グレートブリテン島にはイングランド、スコットランド、ウェールズの三国がひしめき合って連合王国を形成していますが、自分たちもそれらと同等であるという独立意識を持ったコーンウォール人も少なくないようです。

聖ピランはそんなコーンウォールの聖人であると同時に錫鉱山の守護者でもあります。
現在は漁業と観光業で知られるコーンウォールですが、古代から近代までは錫の一大産地として栄えていたそうで、その遺構は世界遺産にも指定されています。

聖ピランの日にはコーンウォール各地で聖ピランの旗が振ってパレードが行われ、コーンウォールのアンセムである『トレローニー』が歌われます。

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↑聖ピランの旗


↑トレローニー


コーンウォールといえばなんといっても、スコーンにジャムを先に塗る食べ方以外許さないことでおなじみ!
先日もSNSにクリームを先に塗った娘を勘当したというコーンウォールの女性の嘆きが流れてきたほどです。
なので私もコーンウォール式のスコーンで聖ピランの日を祝福!

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せっかくなのでコーニッシュウェアのマグで。
「コーニッシュ(コーンウォールの)」とついてはいるけどコーンウォールで作られてもいないしコーンウォールのメーカーの商品でもありません。
このブルーがコーンウォールの海をイメージさせるのでこう呼ばれているのだとか。
にもかかわらずコーンウォール人がコーニッシュウェアを愛好しているのをよく見ます。

スコーンは大阪・難波のマルイ地下の『ブーランジェリー カスカード』で購入したもの。
神戸発のベーカリーチェーンのようで、期待していなかったわりにはなかなかちゃんとスコーンしてて美味しかったです。
リーズナブルだしアクセスもよいのでちょっとスコーンが食べたいというときには便利かもしれません。

聖ピランの日の当日はコーンウォール人が盛り上がっている様子がSNSで垣間見れて、日本にいるこちらまで気持ちが高揚いたしました。
3月1日にはウェールズの聖人 聖デイヴィットの日(胸元にウェールズの国花であるネギを飾って祝うことで有名)。
3月17日はアイルランドの聖人 聖パトリックの日(緑色の服を着た人たちのパレードが有名)。
3月は聖人のお祝いが続きますね!

雑記 | 2020/03/07(土) 09:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
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