《森 光年》
とある週末、あまりの暑さになにか冷たいものを! と難波の『ブルックリンロースティングカンパニー』へ。 ![]() しかし、カウンターで抹茶ドーナツを見た瞬間、反射的に熱いコーヒーを頼んでしまいました… やっぱりドーナツにアイスコーヒーじゃ締まりませんからね! オープン以来、月に一度は通ってきたお店ですが、ウイルス禍のおかげで3ヶ月ぶり。 ひさしぶりの抹茶ドーナツはとても美味しかったけどあっという間にチョコが溶けてきて大変でした… 換気のために大きな窓が開け放たれていてため、冷房が効きにくいというものあるんでしょうねぇ。 ともあれ、それでなくとも広い店内は席数が減らされているおかげでさらに広々としており、風が通るので快適でした。 そんなわけで森光年なんですが、前回の記事でお知らせした『スーク蚤の市』に行ってまいりました。 ![]() 大阪梅田の阪急百貨店10階で6月3~9日にかけて行われていた雑貨・アクセサリー等々のイベント。 20店舗ほどのショップが参加しておりました。 画像は奈良のアンティーク店『MLPショップ』のブース。 ヨーロッパやアメリカの古い版画を扱う『オランジェリーコレクション』と合同でした。 ![]() ![]() イギリスの製粉会社ホームプライドのマスコット、ミスター・フレッドのグッズ等の企業モノや、20世紀初頭~中期ぐらいの食器等々、幅広いラインナップ。 先日再放送された某公営放送の人気番組で紹介されていたスージー・クーパーも豊富にそろっており、通りすがりの人が「あ! テレビで見た!」と駆け寄ってきたりと大人気でした。 あまりの人気ぶりにスージーの棚の前には常に誰かしらいたため写真が撮れなかったという… ![]() 名品・逸品ぞろいで悩みに悩んだ結果、購入したのがまずこちらのお皿。 一見したところごく一般的なウェッジウッドの人気シリーズ、ジャスパーの小皿なのですが… ![]() レリーフがエリザベス女王の横顔! なんの記念とも書かれていないので詳細不明ですが、この感じだとシルバージュビリー(戴冠25周年)あたりの女王陛下でしょうか。 ![]() そしてこちらはエリザベス女王のお父上、ジョージ6世の戴冠記念(1937年)マグ! 味わい深い緑釉の器に、伴侶であるエリザベス王妃(娘と同名)とともに肖像が描かれており良い雰囲気。 次男として生まれながら、兄のエドワード8世が王位を放棄してしまったために図らずも国王となったジョージ6世。 吃音と控えめな性格のために苦労したその様子は映画『英国王のスピーチ』にも描かれております。 第二次世界大戦の難局の中、国王夫妻は空襲にさらされたロンドンに残って市民と苦しみを分かち合いました。 バッキンガム宮殿の庭に爆弾が落ち、一歩間違えれば命を落としていたという状況で王妃はこう述べたといいます。 「爆撃されたことを喜びしましょう。これでイーストエンド(ロンドンでも特に空襲の被害が大きかった)に顔向けできます」 1952年にジョージ6世が逝去したあとも、エリザベス王妃は2002年までご健在で国民から敬愛を受けました。 肝っ玉の太さにふさわしく、身体も強靭なお方だったのですね。 スーク蚤の市は終了してしまいましたが、7月にもまたうめだ阪急10階でMLPショップが関わるイベントが予定されているようです。 ![]() 気になる方はぜひ足をお運びください! |
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