《森 光年》
映画音楽の大家エンニオ・モリコーネが去る7月6日に亡くなりましたね…
91歳の大往生。ご冥福をお祈りしております。
これから先どんな映画と出会おうとも、私のベスト映画は『続・夕陽のガンマン』。
モリコーネの音楽が詩情を添えたマカロニウエスタンの大傑作です。
ちなみにモリコーネ、私のハンドルネームの由来でもあります。
そんなわけで森光年なんですが、先日、大阪は谷町六丁目の『トリントンティールーム』でお茶してまいりました。



平日、しかもランチ終わりの時間帯で店内は貸し切り状態。
このラブリーな空間をひとり占めという贅沢さです。
「本日のお肉料理」が蝦夷鹿だったらいいな…と淡い期待を抱いていたんですが、惜しくもカレー風味の豚肉のクリーム煮。
でもそれはそれで美味しそうとオーダーしたところ「すみません。豚肉が終わって蝦夷鹿になったところで…」と店長さん。
なんというグッドタイミング!

というわけで蝦夷鹿のギネス煮込み。
赤ワイン煮込みは以前にいただきましたが、ビールで煮るとジビエの野趣がダイレクトに味わえてこれもまた堪りません。
レバーのような鉄の風味がテイラーズ・オブ・ハロゲイトのティールームブレンドのしっかりした味わいとよく合います。
ちなみにパンケーキのようなものはクランペットです。

追加料金でデザートも。レモンドリズルケーキをオーダーしました。全体にレモンが染みた上品な仕上がり。
これもまた英国の紅茶のとよく合います。

時節柄、スコーンのテイクアウトを始めておられたトリントンティールームですが、なんとクランペットも!
クランペットに注目が集まる昨今、これは多くの方にとって朗報ではないでしょうか。
みなさま是非お試しください!