《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。 盆休みが明けても大阪はまだまだ暑い日が続いております。 このところ通り雨が続いて、ほんの少しだけ朝方の気温が緩んだように感じますが、まだ油断できないですねぇ。 最近ではいつの間にか我が家にあったタンブラーを愛用しています(きっと誰かのもらい物)。 数年家で放置していたもので、アマゾンではすでに発売終了になっている代物ですが、いや良い物ですね。 氷を入れて麦茶を飲んでいますが、ガラスコップよりキンキンに冷えて麦茶が一割増でおいしく感じます。 この夏飲み飽きた麦茶でしたが、それと違うものに感じます。この暑い時分には最高ですわ。 氷も解けにくく、長い間冷えたままですしね。 さておき、いつものなろう小説です。 聖女様は残業手当をご所望です ~王子はいらん、金をくれ~ ストリートチルドレンである幼女ココは貧民街で盗み食い、かっぱらいなどで食つなぎながら逞しく生きていた。 一匹狼で苛烈な性格を持つ彼女だったが、あるとき自警団と教会関係者との大立ち回りの末捕まってしまった。 てっきり、自分は罰を受けることになると思っていたのだが・・・。 連れてこられたのは大陸で最大の教徒数を誇るゴートランド教団の教会。 そして目の前にいる教皇ケイオス七世が彼女に告げる。 「おぬしを女神ライラ様が神託に下された、第四十三代聖女として認定する」 かくして、もっとも聖女らしからぬ聖女が誕生する。 令嬢系物語その3・・・と言うにはちょっと違いますが、なろうテンプレの一つ聖女シリーズの一つです。 まあ、今紹介している物語はテンプレより外した路線のものですけどね。 基本的な物語では不遇な少女が聖女認定を受けて生家を見返したり、聖女が陰謀を受けて国から追放を受け、そして追い出した国がざまぁされたりするのが基本です。 が、この物語の主人公、ココ・スパイシーは言ってみればヤンキー聖女でして、立ち振る舞いがヤンキーそのもの。 そして、その実聡明な頭脳の持ち主でその辣腕を振るい、濁った空気に風穴を痛快に開けていきます。 物語をたたむ終盤は勢いに陰りが出ますが、なかなか面白かったです。 興味がありましたら読んでみてくださいな。 |
|
|
| 最初のページ |
|