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最近のクリームティー
《森 光年》
去る2月6日は英国王ジョージ6世の命日であり、同時にエリザベス女王の即位の日でもありました。
ジョージ6世は56歳という若さで没し、病身の彼に代わって外遊に出ていたエリザベス女王はケニアで父の急逝を知り7日に緊急帰国。
そして69年前の今日、2月8日は女王が正式に即位を宣言した日に当たります。

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こちらはジョージ6世とエリザベス女王の戴冠記念マグ。
ジョージ6世のは底面の文字が薄れていてメーカー不明ですがエリザベス女王の方は老舗陶磁器メーカーであるスポードの物です。

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女王陛下の即位記念日を祝してビスケットをダンキング!
正確に言うとこのマグは即位の翌年の戴冠式を記念したものなんですが、そこはそれ。


そんなわけで森光年なんですが、思うように外出もままならぬ世情ではありますけども、今年に入ってからのクリームティー事情をあまりお伝えできていなかったのでまとめてご紹介いたします。
クリームティーとは英国定番の紅茶とスコーンとジャム、そしてクロテッドクリーム(これが重要)のセットのことです。

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まずは正月休みに訪問した大阪屈指の人気ティールーム『北浜レトロ』(→インスタグラム)。
なかなかレアなこの窓際の席に、年末年始紹介されるという幸運に恵まれました!

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無論のこと、クリームよりジャムを先に塗るジャムファーストのコーンウォール式でいただきます。
今年のクリームティー初めがこの景色を眺めながらとは感無量です。
これで一年の運を使い果たしていなければいいのですが…

続いては大阪は天満橋の『ボトルオーブン』(→Twitter)。

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こちらのスコーンはザクザクした英国カントリー風で夕方には売り切れていることも多い人気商品です。
カップ&ソーサーは最近お気に入りのインディアンツリーという柄。英国のジョンソンブラザーズのものです。

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カップに合いそうだと選んだのがこのプレート。
スポードのロザリーという名前の柄で、19世紀から幾度かのモデルチェンジを経ているようです。
こちらは特に人気があるという1930年代にデザインされたパターンでしょうか。

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こちらは別の日のボトルオーブン。
イギリス人の大好物、スティッキートフィープディングをいただきました。

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注文すると目の前で熱々のトフィー(糖蜜をバターとともに加熱したもの)ソースをかけてくれる仕様!
これはたまりません。

新型ウイルス流行当初から一貫して換気と消毒とソーシャルディスタンスを徹底してきたボトルオーブンですが、最近はテーブルの仕切りも導入。
安心して…とは言いがたいご時世ですがよろしければどうぞお出かけください。

雑記 | 2021/02/08(月) 20:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
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