《森 光年》
前回の記事でお知らせしましたとおり、大阪は谷町六丁目の『トリントンティールーム』(→公式サイト)を開業以来8年半引っぱってきた店長さんが三月いっぱいで勇退されました。 先週末は店長さん好みのバラを持ってご挨拶に。 ![]() ヨーロッパの風を感じる洗練されたティールーム。 その土台を築き、今日まで牽引されてきた店長さんには感謝してもしきれません。 新しい船出についてもいろいろとお聞きしましたので、いつか皆さんにお伝えできる日が来るかもしれません。 ![]() こちらはその日いただいたクリームティー。 やはりクロテッドクリームは英国産にかぎる、という店長さんのこだわりによりデヴォンシャーのクリームが使われております。 まあ私の食べ方はそれでもデヴォンのライバル、コーンウォールの「ジャムが先」スタイルなんですが。 余談&私事ではございますが、この日は驚くべき出来事がございました。 19世紀に英国に茶葉を輸送していた快速帆船をイメージしたこちらのティールーム。 訪問の際には船舶モチーフのカフリンクスを身に着けていく、というひそかな小ネタを仕込んでいくのが私の習慣になっていたのですが… ![]() なんと、最後の最後にようやく店長さんにそのことに気づいていただけました! しかも普段は錨が描かれたカフリンクスが多いのですが、この日は店長さんの船出ゆえこちらのものを。 そんなときに気づいてもらえるなんて、めぐり合わせというのはあるんですねぇ… そんなわけで森光年なんですが、明日はいよいよイースターですね! こちらは大阪農林会館の輸入アクセサリー店『アリアーヌ』(→インスタグラム)でみかけたイースターのウサギたち(再掲の画像を含みます)。 ![]() ![]() ![]() ![]() この時期、ウサギやたまご等イースターのモチーフに遭遇すると春の訪れに心が弾みます。 ちなみに時節柄アリアーヌの店頭にも消毒液が設置されているのですが… ![]() これウェッジウッドっぽい雰囲気だな…と思ったら案の定。90年代に作られていた廃盤品のようです。 当時ロンドンのハロッズでまとめて購入してきた中の一枚で、欠けがあるためこうして受け皿に利用しているとか。 こんなところにまでお洒落なエピソードが隠れているなんて…素敵なお店です。 ![]() こちらも再掲ですがアリアーヌ店内の様子。 さて、イースター二日前の昨日は聖金曜日。 キリストの受難を偲び、ホットクロスバン(→Wikipedia)という十字架が描かれた菓子パンを食べてキリストの受難を偲ぶ日です。 日本ではなかなか手に入るものでもなく自作派が多いのですが、手に入らない場合は十字の刻みを入れた普通のパンでもよいと聞き、今年はそれで行くことに。 ![]() 近所で買ってきたロールパンではありますが、まあ気分気分。 今年のイースター当日(4月4日の日曜)はこちら関西はあいにくの天候のようですが、自分なりにささやかにキリストの復活と春の到来を祝いたいと思います。 |
|
|
| 最初のページ |
|