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エディンバラ公爵フィリップ王配殿下の葬儀について
《森 光年》
去る4月17日土曜日、英国エリザベス女王陛下の夫エディンバラ公爵フィリップ王配殿下の葬儀がおこなわれました。
その様子はYouTubeで中継され、当サークルメンバー一同、同時視聴して一部始終を見守っていました。
中継のアーカイブは現在閲覧不能ですのでその抜粋を。







場所はロンドンから鉄道で1時間程度のところに位置する英王室の居城、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂。
昨年、バッキンガム宮殿で新型ウイルスの感染者が出て以来、女王陛下夫妻はウィンザー城に執務の拠点を移しています。

遺体を礼拝堂まで運んだのが武骨なグリーンのトラックであることに驚かれたのではないでしょうか。
この特別注文のランドローバーはエディンバラ公爵の長年の愛車。
ミリタリー仕様のカラーリングも含め公爵の要望によりたびたび改修が重ねられ、なんと棺桶を積めるように改造させたのもご本人だそうで。
生前、公爵は(90歳を超えた現在も現役のドライバーである)エリザベス女王に「私が死んだらランドローバーの後ろに突っ込んでウィンザー城まで君がドライブしてくれよ」と軽口をたたいていたそうです。

エディンバラ公爵はギリシャ出身ですが、その気質はまさにイギリス人だったと思わされる逸話ですね。
式の次第もご本人の要望によるものだそうで。
勇壮な兵士たち、高らかに演奏される愛国歌…海軍出身の公爵らしい葬儀でした。


そんなわけで森光年なんですが。先日は人の少ないタイミングを見計らってイギリス式のお茶をしてまいりました。

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大阪は天満橋の『ボトルオーブン』(→Twitter)でクリームティーです。
食器は英国のバーレイ社のもので、ポットとカップはウィローと呼ばれるパターン、ケーキプレートはリーガルピーコック。
どちらもエディンバラ公爵への弔意を表して黒を選択しました。

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もちろんジャムを先に塗るコーンウォール式のジャムファーストでいただきます。

バーレイが限定発売していて人気のあったブラックのシリーズ。
個人的にはあまり心に響いてなかったんですが、こういうときにはこれ以上ふさわしい食器もなかなかないと思い知りました。

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こちらは同日、まだシーズンオフでひと気のない中之島のバラ園。作出年代ごとにバラが植えられた小路。
エディンバラ公爵が生まれた1920年代から時代をゆっくりと上り、道のりの長さに想いを馳せます。

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食器同様、ネクタイも黒で。
締める機会のあまりない黒のニットタイですが、なんでも持っておくものだとしみじみ。

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ライオンは英王室のシンボル。
エディンバラ公爵フィリップ王配殿下、お眠りが安らかであることを祈ります。

雑記 | 2021/04/20(火) 19:50 | コメント(0) | トラックバック(0)
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