《森 光年》
先日、ふいにマリトッツォが食べたくなりご近所のイタリア菓子店『Egoistica(エゴイスティカ)』(→インスタグラム)へ行ってまいりました。 ![]() 美味しそうにケースに並んだトッツォたち。プレーン、チョコレート、ピスタチオの三種です。 どういうわけか有名女性誌の『anan』最新号でこちらのお店が紹介されたらしく、もともと人気店ですがこの日は来客がひきもきらず。 ![]() チョコレートのトッツォをトッツォしてまいりました。 プレーンタイプも美味しかったですがチョコもまたいいですねえ。 「目新しさがない」「ただのパン」「シュークリームの方がいい」と否定的な人も多いマリトッツォですが、私はときどき無性に食べたくなるんですよね。 たしかにシュー皮の方がクリームと一体感はあるんですが、その一体感のなさが逆にバランスいいというか。 この組み合わせでしか味わえない独特のフィーリングがあって私は好きです。 そんなわけで森光年なんですが、大阪は谷町九丁目の『ティールーム グランドツアー』(→インスタグラム)に行ってまいりました。 ![]() ![]() 当ブログで幾度か紹介していますが、地下鉄谷町筋の谷町九丁目駅と近鉄上本町駅の中間あたり、裏通りにひっそりとオープンしたばかりのお店です。 先々週に訪問したときは御覧のとおり貸し切り状態でしたが、先週は満席だったので時節柄お茶は断念。 開店以来、ほとんど宣伝らしい宣伝もせず口コミのみでしたが、少しずつ周知されているのを感じます。 なにしろ大阪では名の知れた『トリントンティールーム』で店長を務めていた方のお店ですから、そのうちこちらも有名店になるでしょうね。 ![]() オーダーしたのは『TGT スモールティーセット』です。 ポットティーとちょっとしたお菓子のセットでこの日はレモンを効かせたトリークルタルトでした。 こちらのオーナーさん料理もお菓子も絶品でして、それが気軽に楽しめるこのセットはあまりお腹が空いてないときや小食の人(私含め)にありがたいですね。 フルサイズのお菓子が付いた『TGT ティータイムセット』もあります。 ![]() 店名は英国上流階級が古代ギリシアや古代ローマへの憧れを強めた18世~19世紀のヨーロッパ大陸遊学からとられており、コンセプトは英国ティー文化とイタリアの融合。 食器もこのカップのようにイタリアの名窯ジノリのものが一部に使われていたりして面白いです。 瀟洒な柄や小ぶりなソーサーに英国食器にはない雰囲気がありますね。 ![]() ![]() こちらはテイクアウェイしたコーニッシュパスティ。 大阪ではなかなかお目にかかれないコーンウォールの郷土料理ですが、こちらではほぼ常設されています。 この日の中身はたっぷりのズッキーニと生ハムとジャガイモ、そしてマッシュルーム! 英国の郷土料理でありながらラテンヨーロッパの風も感じさせます。 これからは混むことも増えると予想されるティールームですが、パスティやスコーン、各種英国菓子のテイクアウェイも充実していますのでお近くに御用の際はぜひ! |
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