《森 光年》
本日、11月5日はガイ・フォークス・デー! 17世紀初頭、冷遇されていたカトリック教徒の一団が英国王ジェームズ1世を国会議事堂ごと爆殺せんとした火薬謀殺事件が未然に防がれたことを祝う日です。 ![]() ガイ・フォークスとは最初に逮捕され処刑された謀略者のひとりの名。 首謀者ではなくあくまで末端の実行犯だったガイ・フォークスですがこの事件を象徴する存在になっています。 毎年この日の夜に彼を模した人形が焚火に投げ込まれ、花火を上げて祝われることからこの行事はボンファイア・ナイト(焚火の夜)とも呼ばれます。 ガイ・フォークスの風貌を模したマスクが現在では権力や権威に対する抵抗の象徴として用いられています。 また彼の名は英語で「男」や「やつ」を意味する「guy」の語源になっていたりも。 上の画像は今年のハロウィンにガイ・フォークスに扮した私。 このガイ・フォークスのマスク、取り換え可能なPM2.5対応フィルターが付いていたりとなかなか本格的です。 さらに下には不織布マスクも付けています。 ![]() こちらのはガイ・フォークス・デーに伝統的に食べられるパーキンという英国菓子。 オートミールと糖蜜を材料としており、しっとり(むしろねっとり)した食感が特徴的です。 大阪は天満橋のティールーム『ボトルオーブン』(→Twitter)で購入しました。 そんなわけで森光年ですが、ハロウィンの日はハロウィンのお菓子でお祝いしました。 ![]() 十字の刻みを入れたショートブレッドの一種、ソウルケーキ。 ヨーロッパの伝統的なハロウィンのお菓子です。 スパイス香る素朴でしっかりした生地。いかにもな欧州の古い菓子という感じで美味しい。 ![]() かなりドライな仕上がり、これは絶対こうやって食べねばなるまい…ということでダンク! 思ったとおりミルクティーと抜群のマッチングでした。 こちらのソウルケーキは大阪で大人気のティールーム『北浜レトロ』(→インスタグラム)で購入。 パーキンといいこちらといい、シーズンごとのあちらの伝統的なお菓子を出してくれるお店が増えていることが本当にありがたいです。 さて、ハロウィンの夜はなるべく人混みを避け仮装してそぞろ歩いてまいりました。 ![]() ![]() 心斎橋の『MADAM WOO』(→インスタグラム)が当夜は入場無料になっていたので人の少ない早い時間に訪問。 今春東京から進出してきたナイトクラブで以前から気になっておりました。 京都出身の有名なラッパーが手掛けているお店です。 ![]() 気になっていた理由がこちらの空山基のアートワーク。 80年代ブームの昨今、ディオールのショーで作品が使われたりコラボ商品も出たりと再注目されている空山氏。 私の世代としては青春時代直撃のアーティストです。 こちらのナイトクラブ、ご本人を招いてイベントしたり空山基グッズを出したりと相当の力の入れようで、オーナーさん同世代なんだなあと勝手に親近感を覚えております。 上の画像の立体物は小さなものでしたが、お店のスクリーンにも空山基のセクシーロボットが映し出されサイバーな空間に映えていました。 ![]() ![]() ちなみに表の看板にもオープンを告知するポスターにも空山基が。 フロアは真ん中に広くステージが設けられており、常時ダンサーさんによるパフォーマンスがおこなわれていました。 黒とグリーンを基調としたクールな空間でセクシーなダンスが繰り広げられる光景はサイバーパンクの世界に迷い込んだようでした。 しばらくすると外国語で喋る様々な人種の女性が次々入店してきたんですが、上着を脱ぐと驚いたことにみなさんバニーガールの恰好! しかも舞台上のダンサーさんも霞むほどノリノリでトゥワーキングし初めて一体何が起きているのかと。 あれが本場のハロウィンの楽しみ方なんでしょうかね…日本はまだまだのようです。 ![]() そんな感じだったので混まないうちにそそくさと退散。 正直飲み足りなさ&遊び足りなさはあったのですが、もういい歳した大人なんだからと自制してにしんそばを食べて帰宅しました。 いい夜でした! |
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