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本日はリメンバランス・サンデー
《森 光年》
去る11月11日はポッキーの日…ではなくポピーの日。英国のリメンバランス・デーでした。
もともとは第一次世界大戦の戦没者を悼む行事でしたが、現在ではそれ以降の戦争や紛争における英連邦と同盟国の戦没者も追悼の範囲に含まれています。
11月11日の午前11時には弔鐘とともに2分間の黙祷が捧げられ、英国各地で追悼式典が行われます。



動画は今年の式典の模様。
ロンドンのホワイトホールにある慰霊碑に赤いポピーの花輪を備える人々の様子が映っていますね。
多くの戦死者を出した第一次大戦の激戦地一面に赤いポピーが咲いたというエピソードから、この花はリメンバランス・デーを象徴するものとなっています。
この時期、英国では多くの人が戦没者遺族や戦傷者の支援団体に寄付した証である赤いポピーの飾りを胸につけています。

また、リメンバランス・サンデーである本日はロンドンのホワイトホールにある慰霊碑にロイヤルファミリーの手でポピーの花輪が供えられる式典があり、各地で追悼の日曜礼拝も。
英国時間の午前11時、日本時間では午後20時前後には各種式典のライブストリーミングも行われますので関心のある方は「remembrance sunday live」等の語句でYouTubeを検索してみてください。


そんなわけで森光年なんですが、先日、大阪は心斎橋の隠れ家バー『バイブルクラブ』(→Twitter)にお邪魔してまいりました。

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心斎橋筋商店街をGUのところで曲がってすぐのこの建物。
正面片隅にひっそりと設けられたドアを開けると秘密めいた階段が…

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時間を飛び越えてしまったような地下空間。
1920年代禁酒法下のアメリカのもぐり酒場(スピークイージー)をイメージしたバーです。

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調度品、食器類どころか床のタイルまでアンティーク品にこだわった店内。
メニューにも当時のクラシックなレシピを再現したマニアックなカクテルがずらりと並んでおり圧倒されます。

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とはいえ私が飲みたいのはやはりマティーニ。
これもまた紛れもなくクラシックカクテルなのでこのロケーションで飲むのにふさわしくないとは言えますまい。

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マティーニに用いたヘンドリックスジンのボトル、そしてチャームです。
訪問はハロウィンシーズン、ということで可愛いお化けのポテチでした。

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パスティス(アブサンが禁止されたことで代用品として飲まれだしたアニスのリキュール)の水割りもいただきました。
スターアニスをそっと浮かべる心づくしが嬉しい。

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いろんな銘柄がありマニアはそれぞれこだわりがあるというパスティス。
こちらCombier社の「Pastis d' Antan(パスティス ダンタン)」は初めていただきました。
すっきり飲みやすく甘みも強くておいしい!
「パスティスはバーのカルピス」をモットーとする私の好みど真ん中で、これなら万人におすすめできる!
…と思ったけど後で調べたら「癖が強くて好みが分かれる」という見解が圧倒的で、やはり重度のパスティス飲みの基準で考えてはいけないな…と反省しました。

雑記 | 2021/11/14(日) 08:04 | コメント(0) | トラックバック(0)
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