《風見鳥 渡》
どうも風見鳥です。 先週の話になりますが、仕事で産業用ロボットを扱うことになり、法令上必要な講習を受けました。 産業用ロボット教示等特別教育というもので、これを受講しないと安全柵内での教示作業(=プログラミング)などが出来ないそうです。 これは産業用ロボットによる事故が多発したために設けられた義務講習で、安全を中心に学ぶものとなっています。 ちなみに資格ではないとのことで免許証ではなく受講の修了証が発行されますが、履歴書に記載ができる技能なんだそうです。 それで、法令上決められた時間の座学と実習を受けなければいけないわけですが、座学はぼくが務めている会社で行い、実習は講習を主催する会社で行いました。 高丸工業株式会社 お邪魔したところは高丸工業さんです。 ファナックや安川などのメーカーが製造する産業用ロボットを使った製造ラインをプロデュース、およびその周辺システムを製造する会社です。 それでまあ来てみてビックリしましたがその工場の大きさ。 ![]() 生産ラインのテストも行っているという話ですが、床面積はもちろんのこと高さも相当に高いです。 飛行機や船などの重工業にも対応していることがうかがえます。 まあなにより、産業用ロボット周辺システムという1ジャンルだけでこれだけの敷地と建屋が必要で維持できるというのがビックリですわ。 ちなみにこれだけの大きさなので当然のように空調などは入っておらずとても寒い!w そしておそらく天井に巣くっているであろうカラスの鳴き声が工場内に響いていて独特の雰囲気を醸し出しています。 さて、そんな大きな工場の建屋の中の一角に教習用のロボットが併設されているプレハブ小屋が建てられています。 ![]() ![]() 写真に写っている教習用の産業用ロボットはファナック社製のロボットで、同社の中ではもっとも小型のものだそうです。 ほかには安川やナチのロボットが置いてあり、この三つのメーカーで50%のシェアを持っているそうです。 ちなみにもっとも扱いやすいのはファナックで、ぼくが受講したのもこのロボットです。 実習は9時から始まって3時に終了しました。 講義はわかりやすく、実習の教示作業も滞りなく終わりました。 さすがは餅は餅屋、必要十分な教習で楽しく受講できましたわ。 ただ、このコロナ過でプレハブ小屋のドアが開けっぱなしになっており室内天井に設置されている空調が動いているのにも関わらず効いていなかったのでとても寒かったのは玉にキズですがw そんなわけで、教えてもらったことを糧にして今後の仕事に生かしたいと思いますわ。 |
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