《森 光年》
先日、大阪は北浜の『ブルックリンロースティングカンパニー』(→公式)が移転オープンいたしました! 北浜といえば押しも押されぬカフェ激戦区。 その先駆けとなったのが9年前にオープンした同店でしたが、昨年末に開業当初の店舗が閉店してしまいました。 いろいろ思い出深いお店なので最終営業日に伺いたかったのですが突然の身内の不幸により叶わず… 東に数百メートルの位置に再オープンする新店舗をずっと待ちわびておりました。 ![]() ということでさっそく行ってきました。 オープン日が祝日だったのですかさず訪問、さらに週末に二度目の訪問という(画像は二度目のときのです)。 最初の店舗をそのまま移築することを目指したという店内はまさしく以前のままの雰囲気。 そして川に面した気持ちのいいテラスは倍の広さに! ![]() ご覧くださいこの絶景! 以前の店舗は目の前が中之島の歴史的建築・中央公会堂が目の前で素晴らしかったのですが、新店舗はバラ園が一望できます! バラが満開になる季節が待ち遠しいですね。 ![]() こちらはテラスの反対端(最初の訪問時のため曇り空です)。 かつての水都大阪の面影を堪能できてこちらも風情がありますね。 まだ新店舗のオープンがあまり知られておらず川風も冷たい今の時期だけかなと思います、こんなにガランとした様子を撮影できるのは。 そんなわけで森光年なんですが、去る3月1日はウェールズの守護聖人、聖デイヴィッドの祝日。そしてパンケーキデーでもありました! パンケーキデーはイースターまでの四旬節に突入する前日。 四旬節の間は贅沢な食事は禁止されていたため、家にある小麦や卵をパンケーキにして食べてしまおう、ということから始まった行事です。 イースターが移動祝日なのでパンケーキ―デーの日取りも毎年変わります。 なので今年はウェールズの大事な祝日である聖デイヴィッドの日と重なったんですね。 盆と正月が一緒に来たようなめでたさ! パンケーキデーには英国各地でフライパンに乗せたパンケーキをひっくり返しながら走るパンケーキレースが行われる伝統があります。 折からの新型ウイルス禍でこの2年は行われていなかったこのレースですが、今年は再開されているようでSNSに楽しそうな様子がいくつも流れてきました。
こちらはウースター大聖堂のパンケーキレースの動画。 歴史ある回廊で行われる白熱したレースをダイナミックに捉えた力作です! ボールを蹴ったり輪をくぐったりと障害物競走的な要素も加えられていてとんでもなくハイレベルですね… 通行人が飛び入り参加するようなものから練習を重ねてきたチームがしのぎを削る本格的なものまで、あちらでは様々なパンケーキレースが行われるようで羨ましい! 一度見に行ってみたいものです。 ![]() 当日はもちろんパンケーキでお祝いしました! イギリス式のパンケーキはクレープのような薄焼きで、レモンと砂糖でいただくのが伝統的な食べ方。 なのでカルディで購入した冷凍クレープ生地で代用です。 我々がよく知るアメリカ式のパンケーキもイギリスで人気があるようで、パンケーキデーのたびに「イギリス式とアメリカ式どっち派?」という投稿がSNSによく流れてきます。 ![]() ![]() ウェールズの聖デイヴィッドの日、ということでマグとティータオルはキズイセンが描かれたものを。 キズイセンはリーキ(ねぎ)と共にウェールズを象徴する植物です。 ![]() こちらのプレートの裏にもじつは隠しウェールズ要素が。 3枚の羽根を描いたウェールズの紋章です。 ジョージジョーンズという陶磁器メーカーの食器なんですが、この時期のものには「スウォンジー」というウェールズの地名が紋章と共に描かれています。 同社はストーク=オン=トレント(イングランド西部の陶磁器産業が盛んな土地)に工場を構えていたようなのですが、ウェールズとの関係はというと調べてみてもよくわかりませんでした。 二重にめでたい一日でしたが、明後日3月5日(土)は息つく間もなくコーンウォールの聖人、聖ピランの日! クリームティー(もちろんジャムファーストで!)やコーニッシュパスティでお祝いしましょう! |
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