《風見鳥 渡》
そろそろ春の兆しが見え始めていますね、どうも風見鳥です。 3月と言えば決算日で、今から棚卸の準備に取り掛かっています。 ぼくが務めているのは工具を作る製造会社ですが、完成品のみならず工場内にある素材から加工途中のものまで会社の資産と捉えられ、税金が課せられます。 そのため正確な数量を把握する必要があり毎年この時期は製造に携わる人間は品物の数を数えるのに四苦八苦します。 もう今から憂鬱ですわ、とほほ。 さておき、いつものなろう小説紹介です。 迷宮の王 地下100階にまで及ぶサザードン迷宮のその10階のボス部屋。 そこはミノタウロスが待ち構える部屋であった。 牛の頭と人の体を持ち両手に斧を携えた魔獣であるが、熟練の冒険者らにとっては敵となりえない矮小な存在だった。 しかし、その飽くなき闘争心が奇跡を呼び、縛られるはずの部屋から抜け出して強者との戦いに明け暮れることになる。 これは後に迷宮の王と評される魔獣ミノタウロスとそれを取り巻く人間たちの物語である。 『狼は眠らない』を描いた作者の過去作品で、同小説の原型ともいえる物語です。 最近コミカライズされた単行本が出まして、それを切欠にこの作品を知りました。 くぅ、見逃してたわ。 成長し強大な魔獣となったミノタウロスだが、そのあり方から冒険者に敬意を持たれる存在になります。 そして、そのミノタウロスを将来打倒する少年の二部構成で物語がつづられます。 面白かったので興味があれば読んでみてくださいな。 |
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