《森 光年》
3月に入ってからウェールズ、コーンウォールとイギリスの守護聖人の祝日が続いてきました。 そして3月17日はアイルランドの聖パトリックの日! この日には世界各地で象徴色であるグリーンに身を包んだ人々によるパレードが開催されたり、各地のランドマークがグリーンにライトアップされるなど盛大なお祝いが行われます。 とはいえこのご時世、パレードに関しては「例年であれば」と但し書きを付けねばならないのが悲しいところですね… さておき、せっかくなので私もグリーンの服を身につけて出かけてまいりました! ![]() ごめんなさい嘘です! 聖パトリックの日の前の週末コーデにたまたまグリーンが入っていただけでした(今期のトレンドカラーでもありますし)。 しかし例年であればグリーンのダッフルコートで出かけたりもしていた聖パトリックの日前後ですが、この暖かさでは到底不可能ですね。 この週末は少し寒さが戻ってるとはいえ、年々寒暖の変化が急激になってるような気がします。 そういえばこの寒さの戻りで東北の方では雪まで降ったそうで、ただでさえ地震でご不安でしょうにご心労いかばかりか… ちなみに聖パトリックの日はグリーンに着色されたビール等、緑の飲食物で祝われることもあるようで。 今年はイギリスの人が抹茶のスコーンで祝ってるのをSNSで見かけたりもしました。 私も以前にグリーンのサイダー(イギリスのリンゴの発泡ワイン)でお祝いしたことが。 ![]() 英国パブ風居酒屋チェーンの『HUB』では聖パトリックの日に合わせてグリーンのビールやサイダーを提供しています。 みなさまも来年はぜひ! そのときにはこのご時勢が落ち着いていることを祈ります… そんなわけで森光年なんですが、上掲のコーデの日は大阪は天満橋にあるティールーム『ボトルオーブン』(→Twitter)にお邪魔してきました。 ![]() 今日は暖かいし屋外でお茶を…と出かけたもののあいにく一席しかないテラス席は埋まっておりまして、空いていたので店内でいただいてきました。 店外の席はそのうち空いたもののすぐまた埋まる人気ぶりで春の訪れを実感。 ポットはいつものブラウンベティでお願いし、カウンターの上のスポードのケーキ皿が目に飛び込んできたのでそれも選択。 カップはそれに合わせてオーナーさんに選んでいただきました。 出てきたスポードのカップはソーサにちょっとしたお菓子などを乗せられる「テニスセット」と呼ばれるタイプ。 ![]() お茶のお供はボイルドオレンジケーキ。 丸ごと煮込んだ柑橘を詰め込んだお菓子で、生地にじわーっと風味が染みていて最高です。 ![]() ![]() ケーキプレートはぐるりを囲む編み目のラインが特徴の『ROSALIE』というパターン。 やわらかい雰囲気にディフォルメされた花々が描かれていてラブリーな雰囲気です。 聖パトリックデーカラーのグリーンの発色の良さも印象的ですね。 ![]() ![]() カップ&ソーサーの方も編み目が入ってますが『WICKER LANE』という別パターン。 「編み細工の小道」ぐらいの意味合いでしょうか。そのまんまですね。 『ROSALIE』と比較すると花の絵柄が少しだけリアル寄りというか重厚な雰囲気があります。 おなじスポードの似通った別モデルを合わせるとは、通好みの渋いチョイス! さすがです。 ご厚意に甘え、いつも食器をあれこれ指定してしまってお手数をお掛けしております(通常はポットのみ選択)。 |
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