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エディンバラ公フィリップ王配追悼礼拝
《森 光年》
昨年4月、英国エリザベス女王のご夫君エディンバラ公爵フィリップ王配が急逝されましたがその追悼礼拝が先月の29日に行われました。



各国の王族を含め多くが参列したこの礼拝、このご時勢で規模を縮小して行われた昨年の葬儀の代替という意味合いもあったんでしょうね。
女王陛下を始めとする英王室シニアメンバーや海外の王族がグリーンのドレスを着用していたのが印象的でしたが、故人がグリーンを愛していたことから示し合わせがあったのではとも言われています。
そういえばエディンバラ公は愛用の特注ランドローバーをミリタリーグリーンに塗装させていたんでした。
その後部に自分の棺を乗せるための改造を施し「私が死んだら君が運転してウィンザー城までドライブしてくれよ」なんて女王にジョークを飛ばしていたとか。

それにしてもあれからもう1年経っていたんですね…
追悼礼拝当日はエディンバラ公を偲んでささやかにお茶をいたしました。

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背景に写っている額はエリザベス女王のシルバージュビリー(即位25周年 1977年)を記念してウェッジウッドが発売したもの。
ですがジャスパーのカメオ自体はそれに先立つご夫妻の銀婚式にデザインされたものと思われます。

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1972年ですからまだ51歳のエディンバラ公の横顔ですね。
享年は99歳でしたからこのときから半世紀近くパートナーとして君主を支え続けたことに。
歴史の重みを感じます。


そんなわけで森光年なんですが、いよいよイースターが近づいてまいりましたね(今年は4月17日)。
まだ少し早いですが先日、大阪は谷町九丁目『ティールーム グランドツアー』(→インスタグラム)でイースターらしいご馳走をいただいてきました。

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ミニターキーパイのポーチドエッグ乗せです。
英国らしいブルー&ホワイトのプレートに春の色彩が躍り見た目もあざやか!
英国料理の冷菜ポークパイがターキーに置き換えられています。
イースターにターキーを食べるのはカナダ等の風習らしいですが、まあ同じ英連邦の仲間ですしね。

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ターキーのしっかりした食感と厚手のパイ生地に卵がとろりと合わさって美味。
冷たい肉のパイ料理には肉の煮こごりを詰めるのが定番ですが、ミニサイズゆえ入れにくいとのことで代わりにグレイビーソースが。

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デザートはバナナとトフィーのケーキ!
トフィーはバターと糖蜜で作られたお菓子で、ソースにしたトフィーをたっぷりかけたスティッキートフィープディングなどは英国人の大好物です。
イギリスにはバノフィーパイというバナナとトフィーのクリームたっぷりなお菓子もあってこれも大人気。
そんな鉄板の組み合わせですから美味しくないわけがありません!

ちょっとお茶しようと出かけたら図らずもイースターらしいメニューが並んでいて一足先んじることになりましたが、本番まではあと10日ほど。
当日はなにかイースターらしいお菓子でも食べて祝いたいですね!

雑記 | 2022/04/06(水) 19:23 | コメント(0) | トラックバック(0)
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