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阪急うめだにクロテッドクリームのロダスがオープン!
《森 光年》
世はGW真っ最中、大型連休の方もそうでない方もいかがお過ごしでしょうか?
私はといえば今朝はニューヨークで行われたメットガラのライブストリーミングを見ていました。

メトロポリタン美術館の特別展に合わせて行われる恒例のガラパーティー。
展示のテーマに沿ったドレスコードが設けられ、セレブ達が趣向を凝らしたファッションで集まることで知られています。

日本時間では早朝の配信を眠い目をこすりつつ見てたのは今年のテーマが「 “In America: An Anthology of Fashion,” it will be gilded glamour, white-tie」.というものだったから。
「Gilded Glamour(金メッキの魅力)」とは「Gilded Age」と呼ばれた19世紀後半のニューヨークを意識した言葉、「White-tie」は上のツイートのライアン・レイノルズのような燕尾服を身にまとう最上のドレスコードを指します。
この手のパーティーといえば男性はスーツかせいぜいタキシード、最近ではカジュアルな服装で来る人も目立ちますが燕尾服ですよ燕尾服!

わくわくしながらストリーミングにかじりついておりましたら例年どおりのタキシードやスーツ、モードやカジュアルの男性が多数でしたがドレスコードを守って燕尾服で来場した紳士も少なからずいましたね。
俳優のヒュー・ジャックマン、デザイナーのトム・フォード、実業家のイーロン・マスクなどが颯爽とした「White-tie」を見せてくれて大満足でした。
興味ある方は上のツイートのリンク先のアーカイブをどうぞ。
YouTubeにも動画が上がってますのでリンク先が消えていた場合こちらを(私が見てたのと同じ配信ではないので映ってない人もいるかもですが)。

【2022 Met Gala: Live From E! Stream FULL Livestream | E! News (YouTube)】


そんなわけで森光年なんですが大阪は梅田の阪急百貨店に先週、待望の『Rodda's(ロダス)』の店舗がオープンしました!

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クロテッドクリームの最大手で日本でも百貨店の催事等では常連の英国コーンウォールの企業ですが日本には長らく店舗がなく。
数年前にようやく銀座にできて以来、関西への出店を待ちわびておりました。
スコーンには絶対に欠かせないクロテッドクリーム、日本では国産品が広く流通していてティールーム等で出てくるのもだいたいそれですがやはり英国産とは全然違うんですよね。

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28グラムのクロテッドクリームでスコーン2~3個分が目安とありますが、いやー無理じゃないでしょうか。
この食品サンプルのごとくたっぷりと盛るのが正しい食べ方ですのでそうなると1~1.5個分が限度ですね。
日本ではクロテッドクリームをバターのごとく薄く塗ってしまう人もいますが、それでは美味しくない! と断言します。
この食品サンプルがちゃんとジャムファースト(ジャムを先に塗る)なあたりさすがコーンウォールのロダス!

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ちなみに店舗でもらえるリーフレットでもこの世にはジャムファースト以外のスコーンの食べ方は存在しないことになっています。
クリームを先に塗るのは憎き隣県デヴォンの食べ方なのでコーンウォールの人々は忌み嫌います。
ちなみに英国での各種アンケートでは7:3~8:2でジャムファーストが多数派。
エリザベス女王陛下はじめ英ロイヤルファミリーはジャムファースト派。
ロンドンの老舗リッツホテルは「ジャムファーストが正統と心得ております」との見解です。

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そんなわけでさっそくピクニックです!
足の速いクロテッドクリームですので梅田の阪急から中之島公園までの短時間の移動で済むのはありがたい。
ちなみに国産のクロテッドクリームであれば中之島公園近傍の『北浜レトロ』(→インスタグラム)でも購入できます。
お茶は梅田阪神百貨店の『リントンズ』でミルクティーをテイクウェイしました。

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クロテッドクリームと一緒に買い求めたロダスのスコーンでジャムファーストのクリームティー!
緑の芝生の上で! 英国産のクロテッドクリームで! ずっとこれがしたかったんです。
公園ではしゃぐ小さなお子さんたちが全員通りすがりにクリームティーを凝視していくので可愛いやら申し訳ないやら。

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リントンズのショートブレッドも買っておいたのでミルクティーにダンク!
至福のピクニックでした。

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今回も日英同盟100周年を記念して植樹された英国生まれのオークの木陰で。
この幅広の葉の形、5月初めの風物詩であるあの和菓子を思い起こさせます。食べたい…

雑記 | 2022/05/03(火) 18:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
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