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バイオメガの5巻とか
《大浜サキ》
今日は最近ほぼ同時に発売になった、弐瓶勉氏の単行本2冊
(集英社と講談社)を買ってきました。
デビュー作の「BLAME!」の頃から追っかけてますが、
ギーガー+バンドデシネを思わせる画風と、イマジネーション
あふれる悪夢的世界の造形美にはいつも圧倒されます。

バイオメガ」5巻
私はマンガは単行本を待って一気に読む派なんですが、
前回の引きが強烈だっただけに長い間続きが気になっていました。
完全な異世界と化してしまった地球の残骸に投げ出されたキャラたち。
主人公もライバル(?)も共に、故郷も主人も主観時間さえも失って
なお戦い続ける姿に畏敬の念すら沸いてくる一冊です。
って、極限的に孤独な世界なのはいつもの事なんだけど・・・。
今回は弐瓶作品らしからぬマスコット風キャラも出てきたりして驚きました。
なにやら重要な存在みたいで、物語はまだまだ続きそうな気配ですね。
BLAME!に続く作者の代表作になるかも。
あと、一時デジタル作画の量が濃厚で、マンガというより絵画に
近かったバイオメガですが、今回はインク画に近い絵になってて
とても見やすくなりました。

ブラム学園!アンドソーオン 弐瓶勉作品集
待望の初短編集(計10作品)。なんとフルカラーの単行本です。
それだけにお値段はちょっと張り気味の933円。
ギーガー風味を確立したBLAME!の世界を萌えラブコメのパターンでくるむという、
弐瓶ファンなら誰もが「作者は気でも狂ったか!?」と思わざるをえなかっただろう
抱腹絶倒の表題作シリーズほか、小編「ネットスフィアエンジニア」「沼の神」
などなどに加え、商業誌未発表の作品(「ポンプ」)なんてのも掲載されています。
BLAME!の裏設定にあたる短編もいくつか入っていて、やれ嬉し。
巻末には本田透による考察も付いてます。
ギャグとシリアスのバリエーション豊かな構成も含め、なかなか読みごたえがあり、
ファンなら迷わず買いの一冊じゃないかと思います。
氏の短編はほとんど読んでいたと思ったんですけど、
まだまだ知らない作品があるんだな~と思わされました。

ちなみに、私が買った書店ではそれぞれ一冊に単行本と同サイズのイラストカードが
特典として付いていて、ふたつ合わせると一枚の絵になるという趣向でした。
集英社と講談社が手を組むというのも面白い図だなぁ。

雑記 | 2008/09/30(火) 23:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
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