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エリザベス女王プラチナジュビリーの祝宴が開始!
《森 光年》
エリザベス女王のプラチナジュビリー(即位70周年)を記念し、その統治の歴史を70枚の写真で振り返る企画を英王室公式が行っています。
1952年、即位時の女王の肖像から始まり1日1枚ずつ投稿されてきた写真も早いもので昨日で2018年。
VOUGE誌の編集長を長年つとめファッション界の女帝と畏れられるアナ・ウィンター(「プラダを着た悪魔」のモデルとなったことで知られる)との2ショットまでたどり着きました。

ついこの間のように思えるこの出来事がタイムラインに流れてきた瞬間、六十数日にわたって追ってきたエリザベス女王の「歴史」がとうとう「現在」に至ったことを実感しました。
そして2022年の画像が投稿される3日後、6月2日(木曜)にはいよいよプラチナジュビリー記念式典が始まります!
行事の日程についてはこちらの連続ツイートをご参照ください。

一部の行事についてはこちらのYouTubeチャンネルからライブ配信が行われる可能性がありますので気になる方はご注視ください
夏時間の現在はイギリスの時間は日本より8時間遅れていますので、配信があるとすれば日本時間で夕方~夜中になるのではないでしょうか。

【The Royal Family Channel (YouTube)】


そんなわけで森光年なんですが、またまた大阪は中之島公園にピクニックに行ってまいりました。
このところ同じような内容が続いて心苦しいかぎりですが、暑さと湿度が苛烈な大阪では屋外でのんびりお茶できる時期は限られていますからね…

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大阪・梅田でいつでも買えるようになったコーンウォールのロダスのクロテッドクリーム! イギリスのチップトリーのいちごジャム!
そしてスコーンと、その隣には多くの方にとっては見慣れないであろうお菓子が。

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こちらは英国ヨークシャー発祥の菓子でファットラスカルと言います。
ヨークシャーの有名ティールーム、ベティーズのものがとくに有名ですね。
食感はアメリカ人が言うところのスコーン(スタバとかのあれ)に近く、スパイスが香るいかにもな英国の焼き菓子です。
ドレンチェリーとアーモンドを顔に見立てたその見た目は日本ではよくナウシカの巨神兵に喩えられます。
ですがこの日、私に当たったのはちょっととぼけた顔つきのファットラスカルでした。

なかなか日本でお目にかかることはないファットラスカルですが、このときはうめだ阪急でワールドティーフェスティバルという催事が行われていまして。
そこに某公営放送の朝ドラで監修をつとめたこともある英国菓子研究家の砂古玉緒先生が出店しておられたんですね。
定番のスコーンやキャロットケーキの他にファットラスカルもあると聞き、あいにくの天候ではありましたがピクニックを強行した次第です。

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もちろん、スコーンも砂古先生の主催する英国菓子教室(→公式サイト)のもの。
先生のスコーンはザクザクの「田舎のスコーン」とふわふわでいわゆるホテルタイプの「都会のスコーン」の2種(+様々なフレーバー)。
個人的にはホテルタイプのほうが好みなんですが、この日の催事では田舎風だけの販売でした。

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ジャムファーストのクリームティー(ジャムとクロテッドクリームを塗ったスコーンのこと)でいただきます!
カントリータイプと言っても日本のスコーンにありがちなやたらザクザクしたものとは違いあくまで柔らかく、ジャムとクロテッドクリームにじつによく馴染みます。
ファットラスカルもスパイスがしっかり効いていながらも柔らかい風味。
最高の英国菓子で至福のピクニックが楽しめました。

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ちなみに砂古先生のブースには他にも美味しそうなチョコレートファッジケーキも。
ファットラスカルがなければ…そしてピクニックを控えていなければ…
またの機会にはこちらにもチャレンジしてみたいと思います!

雑記 | 2022/05/30(月) 22:43 | コメント(0) | トラックバック(0)
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