《森 光年》
英国では今週、恒例の「白鳥調べ(Swan Upping)」が行われていました。
テムズ川の白鳥の年次調査であるこの行事は白鳥がご馳走だった数百年前から続く伝統です。 英国内の所有者のいない白鳥はすべて英国君主の所有とされていたためこのような調査が行われるようになったとか。 白鳥が食用とされなくなって久しい現在でもテムズ川一部流域の白鳥は三つのギルドによって所有され、それ以外は女王のものとされているそうです。 写真で見ると涼しげですが、英国はこのとき内閣府が緊急会議で対策を協議するレベルの熱波に見舞われてたんですよね… スワンアッパーの皆さんさぞ大変だったことでしょう。 そんなわけで森光年なんですが、大阪は谷町九丁目の『ティールーム グランドツアー』(→インスタグラム)が今月頭にめでたく1周年を迎えました! ![]() ということで、オーナーさんの好みであろうオールドローズっぽいバラを片手にお祝いに馳せ参じました。 ![]() いただいたのは特別メニューの猪のシチュー! 肉の処理にイタリアの酒精強化ワイン、マルサラが使われていることによる絶妙の甘味がたまりません。 酒精強化ワインとはシェリーやポートワインなどの仲間で、船での輸送のため腐敗防止にアルコールを追加したことに端を発するワインの一種です。 付け合わせはアイリッシュソーダブレッド、そしてブルーチーズのスコーン。 どちらも猪肉の風味と抜群の相性です。 ![]() 周年記念のサービスとして提供されたヌガーグラッセ。 アイスに似てアイスにあらず、メレンゲと生クリームとヌガーを固めたフランスのお菓子です。 歯応えは昔ながらのミルクアイスという感じですが口の中で余韻を残して溶け去っていく食感が独特。 オーナーさんが前の店で店長をされていたときよくヌガーグラッセを作っていました。 以前からのファンにとっては懐かしい一品です。 ![]() お会計時にふと見ると贈ったばかりのバラが。 気に入ってくださったらしく後日SNSでもこのバラをとても褒めてくださいました。 ちなみに梅田の阪神百貨店の『Pink by Aoyama Flower Market』で購入。 その名のとおり青山フラワーマーケットが展開するピンクをコンセプトとしたショップです。 ![]() ![]() このときはもう一種類、いかにもバラという感じのフェミニンなバラもあったのですがオーナーさん的にはこっちの方がお好きだろうなと。 とても喜んでいただけて、選んだ甲斐がありました! |
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