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大阪市平野区に『あひる菓子店』がオープン!
《森 光年》
とんでもない暑さが続く土用の真っ最中、皆様いかがお過ごしでしょうか?
2022年は土用の期間中に二度の丑の日が回ってくる年で、二度目は今週木曜8月4日となっています。
丑の日といえば言うまでもなく「『う』が付くものを食べると夏バテしない」とされる日。
そして『う』が付く食べ物の代表格といえばなんといってもこれ!

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土用餅(どよ『う』もち)!
ようするにあんころ餅ですが土用の間に食べるものはこう呼びます。
地元の老舗で買おうと思っていたのにうっかり忘れてしまい近所のスーパーで購入しました。
スーパーの和菓子なんて…と思ってたらこれがなかなか美味い。世の中いろいろ進化してますね。
丑の日のみならず土用期間中はいつでも食べられる土用餅ですが例の『う』の付く絶滅危惧種の代わりにお勧めです!


そんなわけで森光年なんですが、地元の小さな小さなコーヒースタンド『あひる珈琲』(→Twitter)が先月、姉妹店をオープンしました!
その名も『あひる菓子店』(→Twitter)です。
『あひる珈琲』はバリスタ担当とパティシエ担当の2人のオーナーさんでされていたんですが、その製菓部門が独立したような恰好ですね。

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オープン直後に伺いたかったんですがその時期の私の休みが定休日と重なっていて少し遅れての来訪。
ロケーションは大きな古民家で10年ぐらい前に大箱のカフェとしてリノベーションされたものです。
その後カフェが撤退、園芸店+英国雑貨の店になってそこも閉店して空き家になっておりました。

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余談ながら、初めて利用してみた近所の園芸店のお祝いの花のラッピングがとてもラブリーでした。
昨今流行りの80年代風ではなくガチの80年代テイストというか、営々と下町で園芸店を営んできたベテランマダムのなせる業ですね。

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店内はこんな感じ。
天井が高く、かなりの面積があって解放感に溢れています。

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店内の椅子は空席を待つ用に玄関に置かれているものまで含めてイギリスアンティーク家具の定番ウィンザーチェアで統一されていました。
古民家の雰囲気とじつに良く馴染んで素敵です。

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大きくとられた窓からの眺めも素晴らしい。
たぶん何百回となく通ってる地元の路地もこうして見るとなんだか知らない町のようで不思議な気分です。

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タルトシトロンとミルクティーをいただきました。
コーヒースタンドである『あひる珈琲』とはちがい『あひる菓子店』には紅茶のメニューもあります。
茶葉は大阪市東住吉区にティールームを構える『アムシュティー』(→公式サイト)のものを使用。
蜂蜜のようなコクを感じるミルクティー向きのブレンド茶葉でした。
オーナーさんたちが慣れない紅茶に悪戦苦闘しつつ茶葉を模索しておられる姿を垣間見ていたので、良い物と巡り合えたことに感無量です。

タルトはフランス菓子のしっかりした基礎が土台にあるのを感じる隙のない仕上がりでとても美味しい!
『あひる珈琲』のかぎられた調理環境でも美味しいお菓子を提供してこられたオーナーさんですから、より充実した厨房を手に入れられた今後はさらに期待が膨らみます。

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窓から望む広い裏庭。倉庫のような小屋まであって立派なものです。
園芸にも熟達しているオーナーさん、この庭も緑を増やして利用していきたいと考えておられるそうで楽しみですね。

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ふと見ると手水鉢に隠しアヒルが!
ほっこりするしかけですね。

雑記 | 2022/08/01(月) 20:14 | コメント(0) | トラックバック(0)
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