日々雑感
《風見鳥 渡》 どうも風見鳥です。 寒暖差が大きくなってきた今日この頃です。 この時期は工作機械の熱変異の差が大きくなりがちで、品物の寸法をそろえるのに苦労することがしばしばあります。 大きな機械であればあるほど大きく、その機械の特性を理解していないと不良品が出てしまいます。 そういう時期であるのに生産数の維持や棚卸、メンバーの配置換えなど色々重なって忙しい。 神経をすり減らす仕事が今月いっぱいまで続きそうですわ。 さておき、こんなアニメ見ました。 リコリス・リコイル 昨年夏から秋にかけて大きな話題となったアニメです。今更ながら観ましたw いやぁ、大変おもしろかったです。 物語の舞台は近未来の東京。 極秘裏に犯罪者・テロリストを抹殺し日本の治安を維持する公的治安維持組織、通称「DA」。 マーダーライセンスを持つエージェントたる少女達「リコリス」が集う場所。 そこにリコリスとして所属する、歴代最強とうたわれながら問題児とされ「DA」の支部、喫茶リコリコに店員として偽装している17歳の少女、錦木千束が主人公です。 彼女は殺しを良しとせず、「DA」の仕事もそこそこに人助けを生業とし、「やりたいこと最・優・先」を信条としています。 そんな彼女の元に、命令違反の責任を問われ、喫茶リコリコに転属になった井ノ上たきながやってくることで物語が動き出します。 この物語の見どころは、現代日本の世相、思想を取り入れた脚本やガン・アクションなど様々あります。 しかし一番の見どころはなんといっても主人公「錦木千束」を作り上げた脚本と、その声優の安済知佳さんの名演にあります。 千束のキャラクター性を余すことなく演じきったその手腕は素晴らしいの一言で、これが屋台骨となって物語全体を支えています。 あえて欠点を言うと、物語のメソッド自体は新しいものではなく、近年で言えばアニメ「PSYCHO-PASS」と類似しているというか、大いに参考にしていると考えられます。 そこの点を気にしてしまう人もいるかとは思いますが、そもそも往年のアクション映画のオマージュも多く、ぼく的にはあまり気になりませんでした。 オマージュといえば、喫茶リコリコは「シティーハンター」の喫茶キャッツアイが元ネタなのに気づきました。 双方とも地下に射撃場あるし。 んん? てことは立ち位置的に千束が「冴羽獠」で店長のミカが「海坊主」枠か・・・。怖い店だなおいw そうか、千束のライバル春川フキが、カバー(偽装)ストーリーの映画でバズーカ持たされたのはシティーハンターのパロディだったのか。 「ぼっち・ざ・ろっく!」を見終わって、なにかほかのいいアニメが見たい! という欲求から見ましたが、ほんと良かったですわ。 二期の制作も決定していますし、次回も楽しみですわ。 |
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