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チャールズ国王戴冠式を振り返り!
《森 光年》
皆さま先日行われたチャールズ英国王の戴冠式はご覧になられましたでしょうか?
日本の地上波でも中継されたようですが「フルで見たかったのに池〇彰の解説が邪魔!」と憤ってる人も多く見かけたのであらためて公式ライブ配信のアーカイブを。




式の前後のパレードやバッキンガム宮殿に戻ったロイヤルファミリーが詰めかけた市民にバルコニーから手を振る様子はこちらのアーカイブでご覧になれます。



エリザベス2世女王のときより簡略化されていて70年の時の変化を感じましたが、それでも荘厳で素晴らしい戴冠式でしたね。
見どころを紹介していてはきりがないので一つだけ言及させていただきたいと思います。



こちら君主に聖油を塗る儀式の瞬間です。
戴冠式でもっとも神聖な行程であることからこの日のために特別に作られた衝立で隠されています。
そしてこのとき演奏されるのがヘンデルが英国王ジョージ2世のために作曲した戴冠式アンセム『司祭ザドク』。
英国王の戴冠の象徴ともいえるこれをずっと聴きたかったんです!
アンセムは新しい君主の戴冠のたびにその時々の作曲家の手で付け加えられてきました。
そして今回、チャールズ国王の戴冠にあたって加えられたのがこちら。



最新の戴冠式アンセム『Make A Joyful Noise』です。
作者はなんとミュージカル版『オペラ座の怪人』等で知られるアンドリュー・ロイド・ウェバー!
いかにも彼らしい曲で戴冠式で流れたときすぐそれとわかりました。
300年歌い継がれる『司祭ザドク』のようにこの曲も戴冠式のたびに歌われていくことになるのでしょうか。
近年ますます強まる英王室への風当たりを考えると先のことは何とも言えませんが…ともあれめでたい!


そんなわけで森光年なんですが、先日ご近所のコーヒースタンド『あひる珈琲』(→Twitter)が周年を迎えたのでお邪魔してまいりました。

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下町の裏路地の狭小物件に店舗を構えて早4年。
美味しいコーヒーとお菓子と店主さんたちの暖かな人柄で地元の人に愛され、近隣に姉妹店を構えるまでに躍進されたお店です。

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周年記念ブレンドと記念復刻のコーヒープリンをいただきました。
ブレンドは甘みがあり華やか。こちらのお店が目指す味覚の方向性に沿った魅惑的な一杯です。
焙煎は兵庫県の『ゆげ焙煎所』にお願いしているとのことで、意を通じ合ったパートナーシップが確立しているのを感じました。
コーヒープリンはさすがコーヒー屋さんという深みのある味わいで、上層の生クリームがまたくどすぎず優しい。
序盤はクリームの美味しさ、後半はこコーヒーの濃密さを堪能できて最高でした。

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記念に持参したバラをさっそく飾ってくださいました。
私がお茶している間もお客さんが引きも切らず、愛されぶりが伺えます。

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こちらはさらに先日、姉妹店『あひる菓子店』(→Twitter)でいただいたヴィクトリアスポンジです。
代表的イギリス菓子ながらピスタチオのバタークリームとラズベリーのジャムでフランス風味に仕上げてあって面白い。

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江戸後期の古民家に英国のウィンザーチェアが不思議に調和しています。
雨の裏庭を眺めながらのお茶。
天候不順が続いてピクニックもままならぬ日々ですがこれもまた悪くないですね。

雑記 | 2023/05/14(日) 18:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
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