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うみねこのなく頃に
《風見鳥渡》
どもー、わが根城である大阪では急激に気温が下り、そのせいでブルブル震えている風見鳥です。寒いのは苦手なんじゃー!
それはさておき、遊び終わりました「うみねこのなく頃に」。ちびちびやり始めたのですが、物語が進むにつれて熱中していき、最後は一気に読み終えてしまいました。
いやー面白かった。まったく新しい推理小説(ゲームだけどあえてこう呼ぶ)を読まされた気分です。いや、推理の部分は邪道と呼べる方法論で作られているため、生粋のミステリーファンからすれば、眉をひそめるかもしれない。しかし断言していえる。賛否はともかくこの独特な手法で書かれた推理小説は他にはない。
あと、前作の「ひぐらしのなく頃に」と同じで、当然のようにゲーム内で推理の答えは明らかになりません。すべて物語を読んだプレイヤーの推理に委ねられています。特にEP3では、「皆さんに“解かせる気が毛頭ない”最悪な物語」という、うたい文句通りの結末を迎えます。しかし、ある人物の行動により、それはすべて推理可能であることが示唆されています。ただし、犯行トリックの推理はともかく、物語全体に関わる謎がまだ隠されており、話の全容が見えず、次回作を待たなければならないようです。

さて、推理の部分は以上ですが、それ以上に純粋に物語を楽しめました。少しネタバレですが、前回の「ひぐらしのなく頃に」と同じように今回も世界ループネタです。ただ「ひぐらしのなく頃に」と違って始めに戻って別の可能性の物語をやるだけでなく、前回の物語を踏まえた上でのサプライズが毎回用意されていて、ワクワクしながら楽しめました。
また、この新しいタイプの推理小説のルールをプレイヤーに理解してもらうために心を砕いているのがよくわかります。EP1ではキャラの顔見せと、今作の物語の骨子が紹介され、EP2で推理部分のルールが明確化。EP3でミステリー的にも物語的にも本番という形になっています。
欠点は、EP1、EP2が推理部分のルールや世界観の説明に費やされている点。つまり、物語や推理トリックがどうしても二の次になり、人によってはつまらないと感じることでしょう。また、ミステリの完成度に疑問を投げかける人もネット上で見かけました。ああ、あと個人的にはちょっと説教くさいなぁと思ったりw
でも、ゲームとしての完成度はひぐらしより高く、EP3まで遊んだ人なら次回が気にならない人はほとんどいないはずです。あの人が次回どうなるのか、あの新キャラはどう立ち回るのか、とか。

ふむ、竜騎士07さんは、keyゲーの新作のライター陣に名を連ねているわけですが、「うみねこのなく頃に」を遊んでみて、なるほどな思ったのは、keyゲーの芸風(ループ物を多く作っている)に合っているなと認識を新たにした点。同じく田中ロミオ氏もその芸風に沿う物語を書いているので、うまく噛み合えば指折りの名作が誕生するかもしれません。
いやぁ、EP4もkeyゲーの新作も楽しみになってきたぜ!

雑記 | 2008/11/20(木) 00:08 | コメント(0) | トラックバック(0)
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