《森 光年》
先日、ふだんはあまり通らない心斎橋の長堀通の東側界隈(松屋町のあたり)を自転車で走っていたんですが、何かの大きな店舗(家具店?)の前に着ぐるみで宣伝をしている人が立っているのが見えまして。 ずんぐりした体型で全身黄色、しかも極端に丈の短い赤のTシャツという、どう見てもディズニー作品でおなじみのあの有名なクマの着ぐるみだったんですが、すれ違いざまに顔を見たらあからさますぎるほどにあからさまな偽モノでした。っていうか、そもそもクマですらなくビーバーでした。 しかも、車輌の往来こそ激しいものの通行人はまばらという状況だったため、思いっきり目が合ってしまいました。見たこともない黄色い(そして赤シャツを着た)ビーバーのキャラの人と。おたがいに気まずかったです。 そのあと、私の前を走っていた電動アシストつき自転車の女性が信号待ちで取り出した携帯電話にあの有名なクマのストラップが付いていたのは、出来すぎといえばあまりにも出来すぎな偶然でありました。 そんなわけで森光年なんですけども、先日、『mole hosoi coffee』さんを再訪してまいりました。そう、このブログで以前にも話題にした大阪・淀屋橋にたたずむ渋いカフェです。 ところで、『mole hosoi coffee』で検索すると、サーチエンジンによってはこのブログがけっこう上位に表示されるんですが、いいんでしょうか? ちゃんとしたグルメ系サイトや食べ歩きブログに混じって。 まあ、『Meets』等の関西の地場の情報誌でとりあげられていることもあり、ホソイコーヒーさんの知名度もうなぎのぼりのようですので、うちのブログなどそのうち検索結果の下位に押し流されてしまうのでしょうけども。 さておき、ホソイコーヒーさんは相変わらず素晴らしかった。 大阪屈指のオフィス街の一角、昭和初期建造の味わい深いビルの地下、もともとは金庫室だったという渋すぎる立地、心地よい店内に美味しいコーヒーとブランジュリ・タケウチのパン、そしてなによりマスターのキャラクター。これ以上、なにを求めるのかという完成度のお店です。 不満があるとすれば、私が行った二回ともオリーブのパン(ブランジュリ・タケウチのヒット商品)が品切れになっていたことぐらいですが(ブランジュリ・タケウチの定休日である日曜日に行くからいけないのでしょうか)、まあ、それはいいとして。 ちなみに、調度品も素敵なホソイコーヒーの店内なんですが、私の一番のお気に入りはお客さん用の洋服掛けのラックにさりげなく吊るされた、細井マスターの私品とおぼしき革ジャケットとバイク用のヘルメットだったりします。どちらもちょっとクラシカルな感じで、とても趣味がいいのです。 みなさまも、ホソイコーヒーさんを訪ねる機会があれば洋服ラックにご注目いただければと思います。 参照::mole hosoi coffee(食べログ) |
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