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四月までのアニメ 感想
《大浜サキ》
今年も四月になったというのに急に冷え込んだりしますね。
道行く人を見てると、ある人はダウンのコートをもっふり着込んでいるかと思えば、
ある人は薄着にハーフパンツで脚を出して(男性)いたりと、その日の
気温の読み違いが出ているようで面白いです。
そしてウチの近くじゃもうセミが鳴いてるんですが・・・。早い、早いよ。
君たち、寒くないのかい。

さてさて、四月になってアニメも大刷新の時期、見ていた作品もだいたい
終わったので感想を並べてみたいと思います。

(★=オリジナル ☆=原作付き)


「キャシャーン Sins」★★★
  滅びが進む世界の中で、ただ一人不滅の体を持ってしまった古谷徹・・・もとい、
  キャシャーンが「うっ」とか「ああッ」とか言って悶え悩むのを鑑賞するアニメ(笑)。
  アナログ感あふれる画作りと超高速の戦闘シーンが魅力の
  本作ですが、延々と、それはもう延々と救いの無い世界を旅するのが
  本筋なので、途中でお腹いっぱいになってしまうかもしれません。
  個人的には永遠の生命に関する謎解きやテーマに迫る後半よりも、
  前半の単発のエピソードが記憶に残りました。
  戦いの中にのみ生きる実感を持つ少女の話とか。
  体が壊れた大男と心が壊れた子供の交流の話とか。
  塔の上に鐘を釣り世界に響かせようとする女性の話とか、とか。
  そういう暗い寓話チックな話が好きな方にはオススメです。
  あっ、あと実写版には居なかったフレンダーも出るよ!(と言いつつ実写版も好きです)

「鉄腕バーディー DECODE」☆☆☆☆
  女宇宙捜査官&事件に巻き込まれた男子が二心一体になってしまってさぁ大変、
  という四半世紀さかのぼってもまだ足りないような古典ネタが逆に新鮮な一品。
  スペクタクルラブストーリー(?)だった1期と違って、
  2期は打って変って深刻な話でした。
  民族・差別・テロなどの設定でスケールを広げつつ、「復讐」という分かりやすくも
  どうにも切なく、また不毛な話を中心に据えて描ききった印象です。
  各キャラの葛藤と憎悪と友情に思わず涙がこぼれること多し・・・。
  お話自体は奇麗に終わっているので満足してるのだけど、
  回収されてない伏線がいくつかあるので第3期もあるのかな?
  でも、こういう地味に良い作品ってDVD売れないんだろうな・・・。
  赤根監督作品につきものの、作画スタッフに好き放題やらせてみました的
  超絶ぐりんぐりん回が今作も見れますよー。(と、宣伝してみる)

「機動戦士ガンダムOO」★★★
  信仰する対象を失った主人公の贖罪と救済という話はどこへやら。
  ギアスといい、OOといい、人気が出てから短い準備期間で
  シナリオを引き伸ばして作品を冗長にするのはやめて欲しいです。
  (ギアスほどの落差はありませんでしたけども。)
  1期だけなら傑作と呼んでも大丈夫と思って、た、のに・・・。
  ただ、この作品での戦闘シーンの充実っぷりは
  シリーズ中、近年まれに見る出来だったのではないかと思います。
  ビーム兵器だけでなく近接武器を重視した、サンライズらしからぬ
  流れるカメラワークには酔わせてもらったし、
  4クール目でのスペクタクルな大災害の回はパニック映画好きとしては
  たまらない高揚感を味わえました。
  戦闘シチュ・デザインなどでは、今までのガンダムに無いものを見せてくれたと思います。
  味方側のオーバーテクノロジーに対して、あの手この手の戦略で封じ込めてみせる
  敵側の(やられ役に収まらない)奮闘も魅力のひとつでした。

「ミチコとハッチン」★★
  日系ブラジル人女性二人の逃避行を描いたお洒落なロードムービー的な何か。
  ところどころ良い話があったのと、アニメでは滅多に見れない設定と、
  絵や色彩の美麗さに魅かれてつい見続けましたが・・・スカした映画ごっこに
  終始したという印象が強いです。かといって、ボニー&クライドや
  テルマ&ルイーズのような王道をやる気配もないという。
  こういう物語では価値観の違う二人が衝突と和解をくり返しながら絆を
  深めていくのが醍醐味だと思うんですが、なんとなくくっついたり
  別れたりをするばかりで、見ているこちらは悶々とするばかり。
  ああ、不完全燃焼だ・・・・・・。

「CLANNAD ~AFTER STORY~」☆☆☆☆
  全体の三分の二を占めるエピソードがプロローグに過ぎず、
  3クール目の後半からやっとエンジンがかかるなんて腰が重すぎです・・・。
  ともかく、親子三代にわたる話を丁寧に丁寧にやっているあたりは感動しました。
  ライトノベルやアニメには、家族や共同体の価値を再発見しようとする設定を
  ちらほらと見かけますが、クラナドは街まるごと真正面から挑戦している作品ですね。
  ネットでは「クラナドは人生(笑)」というおちょくりがすっかり定着してしまった感が
  あるけど、最初にこの言葉を言って真面目に擁護した人の気持ちが分かるような気がします。
  ・・・それにしても長すぎ。個人的にはメインヒロインの渚と主人公のエピソードを
  まとめた形でさくっと見たかった。サブキャラのエピソードをやってる間は、
  いつ投げようか、もう投げようか、でも原作ファンはこの後が本番と言ってるし・・・と、
  じりじりしっぱなしでした(笑)

雑記 | 2009/04/03(金) 23:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
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