《森 光年》
大阪・心斎橋のアメリカ村には、ビッグステップという名前の小規模な複合型商業施設(レストラン、アパレル、映画館などが入っています)がありまして。 じつは中学校の跡地に建っているらしいというのは余談なんですけども(心霊現象が起きそうでいいですね)。前回、金獅子賞映画の『レスラー』がそこで上映されると書きましたように、大阪ミナミでマイナーな映画がやってくるのは大概このビッグステップの映画館です。出崎アニメのAIR劇場版もここでやっていました。 で、エヴァンゲリオンの新しい映画もビッグステップでやるようで、表通りに面したところにポスターなど貼ってあるんですが、先日、そのポスターの歩道を挟んだ向かい側で、どこかの店の店員さんがビラを配っていたんですね。 ショートボブで金髪、ちょっとパンク系のとても可愛らしい小柄なお嬢さんだったんですが、その人、眼帯をしていました。海賊的なあれでなく、医療用の白いやつ。 アヤナミです、アヤナミ。狙ってやってたに違いない。実際、すごくアヤナミっぽい儚げな雰囲気の可憐な娘さんでした。 そんなわけで今回は、身辺雑記的な事柄をつらつらと思いつくままに綴ってゆきたいと思います。森光年です。 そうそう、道で遭遇したといえば先日、大阪・日本橋で美樹本晴彦先生とすれ違いましたよ! 電気街の裏通りを自転車で走っていたときのことなんですが、道端に止まったミニバンに誰かが乗り込もうとしていて、それをファンらしき大勢の人々が道の反対側から見送っている、という情景に出くわしまして。 はて、イベントで誰か有名な人が来ていたのだろうかと思いつつミニバンの脇を通り過ぎ、後部座席に眼鏡の男性が座っているのをちらっと見たわけなんですけども。直後に、そこがなんの店舗の裏手だったのか思い当たりまして。そういえばその店舗で美樹本晴彦来場イベントをやるという告知を見たぞと気がついたわけで。 いやあ、個人的に大事件でしたね。これほどの有名人に接近遭遇するのは学生時代、合気道の全国大会で日本武道館に行ったおり、来日中だったスティーブン・セガールが大会に飛び入り参加してきたとき以来のことです。デカかったです、生セガール。なぜか、親交があるというアントニオ猪木まで大会に連れてきました、セガール。なぜ俺がここにいるのか……という感じで戸惑いがちに壇上にあがりスピーチしていた猪木の姿が印象的でした。 そういえば『カイジ』が復活したこともあって、このところ久しぶりにヤングマガジンを立ち読みなどしているわけですが、今週の『みなみけ』の破壊力たるや筆舌に尽くしがたく、本屋さんの店頭で萌死にしかけました。 トウマが……トウマが可愛すぎる。トウマが可愛すぎることにうろたえる、もうひとつの南さんちの兄弟も可愛すぎる。トウマファンの同志の皆さま&トウマ未経験のボーイッシュ少女萌えのみなさま、必読ですぞ。単行本など待っておれん。 あ、最新第六巻が本日発売のようです、みなみけ。 あと、墜落天使のスクリプトに使う効果音(ファスナーを上げ下げする音)を求めてウェブ上のフリー素材界隈を放浪したりする中あらためて、やっぱり明石家さんまの笑い声はジッパーを上げる音に似ているよなあ……と、しみじみ思いました。そんな毎日です。 ミラノでメンズのコレクションとか行われている時期なので、次回あたりはそのへんのことを書くかもしれません。アレキサンダー・マックイーンがとにかく天才です。ほとばしるほどに。 |
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