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マニアックな高専の話題ですみません
《森 光年》
暑い日が続きますね。森光年です。
暑中見舞いの代わり……というわけでもありませんが、スクリプトを組んでいて惜しくも使わずに終わった『墜落天使』のイベントCGの表情差分などを貼り付けたいと思います(トリミングしてありますが)。
よけい暑苦しくなりそうな代物ですみません。


書中お見舞い2009
※エロ注意(といってもここは本来、成年向け同人ゲームのブログなのですが……)


ところで私、関西の某高等専門学校(高専)の出身なんですが、なんでも三重県の近大高専の野球部に、鬼屋敷(きやしき)正人というすごいキャッチャーがあらわれたそうで。

ほとんどの方にとって馴染みのない存在かと思いますが、高専というのは五年制という特殊なシステムを採用している学校で、つまり三年制の高校と専門学校の二年間がセットになったようなものと考えていただければいいと思います。
その五年のあいだ、高専生は入学時の面子のままクラス替えもなく(それもそのはず、一学科一クラスの少数精鋭なのでクラス替えが不可能なのです)、実習と専門科目づけの過酷な日々を送るという、そんな場所です。
けっこう全国各地に存在するので、みなさんの町にも高専があるかもしれません。


で、その特殊性ゆえ高専の野球部員はプロ野球のドラフトの対象外なんですね。なにしろ三年で卒業しませんから。
つまり、どんなに野球部でがんばっても、どんなに優れた素質を持っていようとも高専からプロ野球に行くことはできないという、悲しい現実があったわけです。また、そんな状況も手伝ってか、高専が甲子園出場を果たした例はいまだ一度もないそうで。

ですがそんな中、この鬼屋敷捕手を擁する近大高専が大活躍し(高専初の甲子園出場はかなわなかったようですが…)、有望な捕手である彼をぜひとも獲得したいということでプロ球界が高野連にはたらきかけ、高野連は高専側に打診して鬼屋敷捕手をドラフト対象にしようという動きがあるようです。

鬼屋敷 正人(近大高専)

まだどうなるかわかりませんが、鬼屋敷捕手自身もプロ志望とのことですので実現してほしいと思います。なんといっても高専史上初のドラフト指名ですから、全国の高専の野球部員たちにとって、大きな励みになるのではないでしょうか。べつに野球部でもなんでもなかった私ですが(合気道部員でした)、鬼屋敷捕手の今後に期待しております。


ちなみに高専といえば、高専出身者の星であるところの漫画家、西川魯介(宮城高専出身)の『野蛮の園』を思い出すという方もごく一部にはおられますでしょうが、実際、高専というところはあの漫画の内容のとおりの素敵なところで、実際に学生の就職がベルトコンベアー式に決まっていったりします。
就職試験や面接を受けるどころか、履歴書を提出する前に内定が決まってしまう、などという冗談のような出来事もありましたし、先輩の友人などは企業の採用担当者が学校に来るので面接の用意をしておくよう先生から言われていたのをうっかり忘れていて、当日たまたまクラスの人が着ていた小豆色のジャケットを借用し、ルパン三世のようないでたちで面接に挑んだにもかかわらず見事に合格したそうです。

あと、高専では電子工学科が学力ヒエラルキーの上位に位置しているのも本当です。彼らは出来が違いました。
今でも忘れられないのは、部活の新入生勧誘で一年生の教室に行ってみたら、昼休みであるにもかかわらず電子の一年生だけ全員が席に座って黙々と本を読んでいた光景と、夏休みの読書感想文のコンテストで(各学科の上位何人かを表彰する、という形式でした)電子工学科の入賞者が全員、電子工学やプログラミングの専門書の感想を書いていたことでしょうか。他の学科にはもちろん、専門書の感想を書いた人間はいませんでした。

そんな彼らなら『野蛮の園』で描かれたごとく、たがいを学籍番号で呼びあっていてもなんら不思議はありません。まあ、さすがに電気議長はいませんでしたが。っていうか、いてほしかった。あんな萌えキャラな先輩が……
 

雑記 | 2009/08/05(水) 20:15 | コメント(0) | トラックバック(0)
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