《森 光年》
驚天動地の大カタストロフなんですけども日本ではあまり取りざたされていない感じですね、ディズニーによるマーベル社買収。 テレビでも「40億ドルもかけて買収して元が取れるんですかねえ」なんて呑気な感じで。いやいやいや、幾多のドル箱作品と無数の人気キャラを抱えるマーベルですから。元が取れるどころか大もうけじゃないですか。 ちなみにこのニュースをきいた際、まっさきに私が考えたのは、わが地元・大阪の誇るUSJのスパイダーマンのアトラクションはどうなるんだ、ということだったわけですが。ただでさえ千葉県のテーマパークと比べてぱっとしない感じのUSJからスパイダーマンが消えてしまったら、それこそ死活問題になりかねませんから…… とはいえ、伝えられるところによれば今のところディズニーはマーベル関連の権利を独占するつもりはないそうで。ひと安心です。 そんなわけで森光年なんですが、大阪在住のおしゃれキッズの皆さん、なんばパークスの4Fに乱痴気がオープンしましたね!(→公式サイト) いや、ピンポイントすぎる層を対象にした話題ですみません。乱痴気(らんちき)といえば神戸を本拠地として全国に名をとどろかせるセレクトショップ(バイヤーさんが独自の視点で集めてきた様々なブランドの製品を取り扱うショップのこと……なんですが、超大手のセレクトショップの場合は独自商品の比率が大きくなっていますね)でして。 大阪在住のわれわれからしてみれば、ある種あこがれの存在だったわけなんですけども、それがまた、なんばパークスというあまりにも意外すぎる場所にオープンしたということで、これは一大事です。 そもそも、コムデギャルソンPLAYを販売するスペースがこの7月にひっそりとパークスにできていたことを近畿ローカルの情報誌で知りまして、パークスのサイトを確認してみましたところ、なんと9月4日には乱痴気もオープンするという記述が目に飛び込んでまいりまして。 いやあ、ほんとに驚きました。乱痴気が大阪にできるというだけでもビッグニュースなのに、よりにもよって(失礼)なんばパークスに。 大阪に土地勘のない方にはピンと来ないと思いますが、パークスは各線の難波駅からアクセスもよく、休日にはカップルや親子連れでにぎわう複合型商業施設なんですが、まあ言ってみればそれほど先鋭的なアパレルの店舗が入るところではありません(とはいえ、この種の商業施設にしてはファッション関係はかなり気合が入っているとは思いますが)。 そんなパークスに、本来なら大阪屈指のおしゃれタウンである南船場あたりに出店するべき乱痴気が! しかも4Fの奥まったところに超ひっそりと! というわけで行ってまいりました。ほんとうにパークスの中でも目立たない立地で、しかもベースボールをテーマにしたという(なんばパークスが南海ホークスの球場跡地に建てられていることに由来しているそうです)店舗の外観はかなり奇抜。まさかこれが神戸発の有名セレクトショップの支店だなんて通りすがりの人は絶対思わないでしょう。 また、店内には野球漫画が飾られていたり(よく見てなかったんですが、キャプテンやなんかがあったかな?)、はたまた松本零士とのコラボレーション製品が陳列されている一角には銀河鉄道999の単行本が並んでいたりと、内装もなかなかトリッキーな感じ。松本メーター満載の機関室(?)がプリントされたTシャツはかなり欲しかったです。 ベースボールがテーマだからなのかセレクト商品はかなりアメカジ寄りで、乱痴気オリジナル商品はシンプルなカットソー各種や靴下など。また、ニューバランス1300のやコンバースのジャックパーセル等々、靴の品揃えも(数は少ないながらも)充実していたのはさすが履きだおれの街・神戸発のセレクトショップといったところでしょうか。 今回はちょっと遠方まで出かける途中に寄ったので駆け足になってしまいましたが、今度またゆっくり見てきたいと思います。 ちなみに松本零士のTシャツは、QUOLOMOというTシャツのブランドと乱痴気と松本零士の三者によるコラボだそうなんだそうで。 そのQUOLOMOのサイトを見てみたら、なんとクリィミーマミとか魔法の妖精ペルシャのTシャツも作っているかなり本気のブランドだったので驚きました。 まあ、こういうのはコスパのほうがもっと大々的にやってはいますが、街で普通に着れることを重視するコスパに対し、ひねらず直球でキャラクターをプリントしてくるあたりQUOLOMOのデザインはかなりやばいです。とんがってます。幽遊白書のやつとか、普通に着れなさすぎる…… |
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