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日本橋の電気街でプロレスを観てきました
《森 光年》
Yahoo! ニュースのトップにもなってましたが、今年も京都大学の名物である折田先生像が出現したようですね。
といっても、分からない人にはなにがなにやらなので説明しますと、京都大学では毎年この時期になると同大学の礎を築いた偉人・折田先生の銅像(現在は既に撤去されています)をパロディにしたハリボテが何者かの手で設置されるといういたずらが、かれこれ十数年も続いているのです。

しかし今年の折田先生像、まさかポケモンのタケシとは……ちょうど子供の頃にポケモンの洗礼を受けた世代の現役大学生たちにはたまらないチョイスなのかもしれませんが、それにしても渋いですね。
去年はライダーマン、その前はてんどんまんと捻ったチョイスが続きますが(2004年は、ひょっこりひょうたん島のサンデー先生だったり)、このままこの路線を突き進んでいけば、来年はどうなるのか。くれぐれも、ハルヒあたりのメジャーどころに逃げるような日和った真似はしないでほしいと思います。でも、長門なら大歓迎です。


そんなわけで森光年なんですが、先週末の土曜日は旗揚げを間近にひかえたインディーズのプロレス団体『紫焔』(→公式サイト)のプレプレ旗揚げ興行(ややこしい)を観戦してまいりました。
もともとは大阪・心斎橋のアメリカ村三角公園にて無料で試合を公開していた彼らですが、きたる3月21日、大阪の港湾地区にある造船場跡地の会場を借りて、ついに有料の興行を開催するとのこと。
そこで先週末、その宣伝をかねた興行が大阪・日本橋の電気街にある広場(もともとは家電量販店のビルがあった場所ですね……栄枯盛衰を感じます)にて行われたというわけです。

当日の試合は二部にわかれ、合間にイベントも行われて合計三時間ほど。
あいにくの寒空の下、野外特設会場での開催に不安もありましたが、始まってみればリングと客席が一体となって盛りあがりに盛りあがり、寒さを感じる間もありませんでした。
といっても、なにしろ選手は半裸なので時折リングから「寒っ!」という声が聞こえてきたりはしましたが。

試合内容はもう、満足の一言です。アメリカ村三角公園時代には体育館マットみたいのを二~三枚かさねた即席リングでの試合でしたが(コーナーポストは積み重ねたビールのケースで代用)当日は日本橋の電気街の真っ只中に本格的なリングが設営され、選手の皆さんは大迫力の投げ技やコーナーからの思い切った飛び技を披露してくれました。

なにより、リングにはちゃんとしたロープが張ってあるので、アメ村時代とは違ってロープワークが使えるようになったのは大きいですね。ラリアットや体当たりの応酬はもとより、ライオンサルト(ロープを利用したムーンサルトプレスでアメリカのレスラー、クリス・ジェリコの必殺技)のような大技も見られ、プロレスの醍醐味が堪能できました。
コーナーに相手を釘付けにしての激しい攻撃も複数回おこなわれ観客をわかせていましたが、これも本物のリングならではでしょう。
ゲスト出場していた奈良のインディーズ団体『万葉プロレス』の選手の方々も、素晴らしいフィジカルと動きを見せてくれました。

第一部と二部との間には、金城真央さんとおっしゃる日本橋系アイドルの方が自分のDVDをPRするショーをやったり、近所のメイド喫茶のメイドさんがリング上でお店の宣伝をしたりといった電気街らしいイベントが行われ、男くさいプロレスに華を添えてくれました。
その金城真央さんは第二部にはメイド服に着替えて再登場、リングにひとつだけ置かれた椅子をめぐって選手たちがバトルロイヤルをくりひろげ、もっとも早く着席して彼女から「おかえりなさいませご主人様」とコールしてもらった者が勝利するという斬新な形式の試合も行われました。
プロレスにはいろいろな試合形式がありますが、これはさすがに史上初ではないでしょうか。なにより、金城さんのメイド姿が眼福でした。

白熱するリング上に対し客席の反応も上々で、試合終了後「こういうのゲームでしか見たことなかったから……よかったわ」と満足げにつぶやく人がいたりと、やっぱりプロレスには男子が心の底に秘めている大切なものに響く要素があるのだと再確認させられました。
ちょうどリングを挟んで私の向かいで観戦していた小さな男の子が、とても真剣な、なにか神聖なものでも見るような熱い畏敬のまなざしをリングに注いでいた姿が忘れられません。
冬の時代と呼ばれ、今やすっかり下火になってしまったプロレスですが、インディーズ団体さんのこうした草の根の活動を通じ、その魅力がプロレスに縁の薄かった世代にも伝わってくれればと願わずにはいられません。

そうそう、客席の反応といえば、これはアメリカ村時代からそうですがタイガーハート選手が入場してきてシャツを脱ぎ捨てた瞬間、会場の空気が変わるのが毎回面白いですね。
今回の興行でも第一部・第二部ともにハート選手が鍛えあげられた肉体をさらした途端、それまで冷やかし半分な人もいた客席にどよめきが走り、「すげぇ」とか「ええ体してるな……」という声が(主に男性客から)あがってました。マッチョな肉体の男性が女性に受けなくなって久しい世の中ですが、男子が筋肉に憧れる気持ちに変わりはないようです。

そんなわけで大いに盛況だった今回の興行、最後に『プロレスリング紫焔』を主催するキアイリュウケン エッちゃん選手が「これからも毎月、この場所で興行を行いたいと思います!」と絶叫していましたが、いつものその場の思いつきではなく実現してくれることをせつに願います。
ちなみに、次回は3月6日の土曜日(間近です)に旗揚げプレ興行を、今度は古巣のアメリカ村三角公園で午後4時からからおこなうそうですので、興味のある近畿在住の方はぜひ観戦してみてください。
 

雑記 | 2010/02/28(日) 19:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
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