《森 光年》
うわー、駅前で新党大地の鈴木宗男さんを見ましたよ! 見たというより、自転車ですぐ真後ろを通りがかってしまいました。あれ? 今の新党大地って背中に書いてあるポロシャツ着てた小柄な人、ムネオさんじゃない? という感じで。 参院選の応援で来ていたようなんですが、ムネオさんときたら選挙カーから降りてせまい往来で道行く人たちと熱烈な握手を交わしていたりしたもんですから、まさかの至近距離での接近遭遇を果たしてしまいました。無防備すぎます、ムネオさん。 そんなわけで森光年なんですけども、今回は(いや、今回も)どうということのないよもやま話で恐縮です。 だいぶ前なんですが、私の住んでいるマンションのエレベーターホールのくず入れにユナイテッドアローズの紙袋が捨ててありまして。 ちょっと珍しいなとは思いましたが、ユナイテッドローズといえばセレクトショップの最大手のひとつ、その系列店舗は日本中に偏在していて大阪にも何店舗あるのかわからないぐらいですので、そこで買い物する人が近所にいてもおかしくありませんから、そのことはそのまま忘れてしまっていたんですね。 ところがつい先日、今度は『B&Y』と印刷された紙袋が同じところに捨ててありまして。ゲーッ! ビューティー&ユース(ユナイテッドアローズの系列のひとつ)の紙袋……と仰天してしまいました。 はたしてこれは、ユナイテッドアローズをこよなく愛する同一人物の仕業なのでしょうか。そもそもなんでアローズで服を買ってきて、わざわざエレベーターホールに袋を捨てていく必要があるのでしょう。 服を買ったことを家人にさとられぬよう中身だけを鞄に移しかえて袋を処分したとか、そういうことなんでしょうか。あるいは、もっと深遠な理由が……? どうにも気になって仕方ありません。刑事ってのは因果な商売です。いや、ぜんぜん刑事じゃないですが。 まあ、あまり詮索すると『八百万の死にざま』で知られるハードボイルド作家のローレンス・ブロックの短編、『おかしなことを聞くね』みたいに、履きなれたジーンズをわざわざ古着屋に売るのはどんなやつなんだ、という好奇心から思わぬ災難を招いてしまうというような事態になりかねないので、あまり考えないようにしようと思います。 さて、最後に最近びっくりした一曲をご紹介。 原作から逸脱しまくった結果、いっそのこと作らないほうがよかったんじゃないかという感じに終始したアニメ『一騎当千XX』(前作のGGもアニメオリジナルストーリーでしたけど、悲愴にすぎる呂布の最期に少しでも救いをもたらしたいというアニメスタッフの気持ちが見えたのでまだよかったのですが……)のオープニングなんですが。 一騎当千xx 〈スターゲイザー〉 OP 高音質 これ、AKB48の人が歌ってるんですね。 21世紀だというのに真っ正直なユーロビート(ちょっとハードロックも入ってますが)ってどうなんだと思いながら、ボーカルがなかなかいぶし銀に巧いので繰り返し聴いていたんですが、まさかのアイドル、しかも19歳とは。 各所に小技を効かせた安定した唄いっぷりからして、アニメソングとかで地味に活躍してきた中堅歌手の人じゃないかと漠然と思ってたんで驚きました。なんというか各方面に対して失礼な表現ですみません。 ちなみにスターゲイザーって「星を見上げるもの」って意味ですけど、そういう名前の魚がいるそうですね。和名ではメガネウオといういかつい顔をした魚で、砂になかば埋もれて獲物を待つその姿が星を見あげているように見えることからそう名づけられたようですが、美しい名前のイメージがぶち壊しですね。 |
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