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復ッ活ッ! 『修羅の門』復活ッッ!
《森 光年》
こちら経由で知ったんですが、日本のプロバスケリーグが35体のウルトラ怪獣の中から各チームのサポート怪獣(と書くとセブンのカプセル怪獣みたいですね)をドラフト指名するという催しをおこなったんだそうです。
で、ノミネートされた怪獣の一覧ならびに、ドラフトの結果がこちらなんですが……わが地元大阪のチームは、なんでまたベロクロンなんか選んだのか。

ウルトラÅの超獣でしたっけ、ベロクロン。たしかに特徴的な名前とルックスで妙に心に残るやつではありましたが、多くの大物怪獣が指名されずに残っていたにもかかわらず、どうしてこんな地味な存在を。
メトロン星人なんて、いかにも大阪人好みの派手な配色でぴったりだと思うんですが(というより、メトロン星人がどのチームにも選ばれていないなんてあってはならないことです!)。
そもそも、大阪に深いゆかりのあるゴモラを一位指名していない時点で間違っていますよね。いやまあ、大阪城を破壊したんですけどね、ゴモラは(→参照)。


そんなわけで森光年なんですが、その昔かなり熱心に読みふけっていた格闘漫画『修羅の門』が復活いたしましたね。第四部が終わって休止状態に入ってから14年、なんで今更……あ、いや、待望の再開でございます。

で、その新章第一話を胸躍らせて読んだんですが、往時の『修羅の門』を知る多くの読者が私と同じ感想を抱いたのではないでしょうか。ああ、そういえばいたなあマッイイツォってやつ……と。
いやほんと、完全に存在を忘れてました。あれから後も、ずっと九十九と一緒に行動してたんですね、マッイイツォ。健気な男です。っていうか、21世紀になって10年が過ぎた今、よもやマッイイツォという文字列をキーボードで入力することになろうとは数奇な運命です。

で、真面目な感想を述べますと、第一話からいろいろとオールドファン泣かせの伏線を張りまくってくれて嬉しいかぎりの新章でした。
陸奥圓明流に似た技を使う覆面の男の正体とかは、まあ気になるような気にならないような感じですけども、片山右京か海堂、どちらが九十九と再戦するのかというあたりは非常に楽しみですね。

個人的に見たいのは右京と九十九の再戦ですが、かつて両者は作中屈指の名勝負(私のなかではベストバウトです)を展開し、たがいの力を出しきったうえでの右京の敗北という結末を迎えただけに作者としてもそれ以上の戦いを描くのは難しいかもしれません。
一方、海堂の負け方は不意打ちに近いものでしたので再戦の余地は十分にありますね。とはいえ、第二章以降すっかり実況&解説キャラが板についてしまった海堂がいまさら主人公の前に立ちふさがったところで、われわれ読者が熱くなれるかといえばかなり疑問ですが……

ここはひとつ読者の予想と期待は極力裏切るという板垣恵介先生の手法を流用して、海堂と片山右京を倒し龍造寺徹心をも病院送りにしたのはじつはパワーアップしたハリケーンソルジャー陣雷だった! という驚愕の展開を用意してはどうでしょうか。しかもその陣雷もジャイアント馬場さん(じつはまだ生きていてフランスで絵を描いていた)に倒されて結局は馬場さんと九十九が対戦する、という。

ともかく、この先の展開を楽しみにしたいと思います。『修羅の門』と『バキ』を知らない人はおいてきぼりの日記ですみませんでした。
 

雑記 | 2010/10/10(日) 19:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
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