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BASARA弐と薄桜鬼
《大浜サキ》
相変わらず夏アニメを消化できてないのですが、BASARA弐は
見終わっていたのでその感想でも書いてみます。


戦国BASARA弐☆☆☆

どうにもウェットな出来だった2期。正直期待はずれでした。
魔王信長亡きあと、今度は脳筋ゴリラ・・・もとい、豊臣秀吉が脅威となって
武将たちに迫り来るわけですが、やっぱ薄味でカリスマ性の足りない奴だった・・・
では奴らの闘う動機は?と言えば、諸外国に対抗するべく日本をひとつに、というもので、
国外の描写が無いのにんなこと言われても、とイマイチ乗れませんでした。

シリアスとギャグの配分が7:3くらいの印象だったのも物足りない。
ひとり自問自答してみたり、ひとり牢で座してみたり、ひとり陰で喀血してみたりで、
なんでこんなにジメジメして自己完結なのかと。
そんなのBASARAじゃないだろう、主義と意地とを出たとこまかせにぶつけ合って、
勢いで答えが出てしまうのがこの作品の華じゃんか、と歯がゆい思いをするばかり。
それぞれの決めシーンで出てくる含蓄ある台詞の数々も、シーン単位では
感動を呼ぶものの、その思いに至る過程が描かれないので説得力も半減です。
キャラが脚本に喋らされてる感がありました。

てなわけで、I.G.のTVアニメにしてはハイクオリティだし脚本も公平に見ればいい方
なのだけど、情熱とギャグとが満載だった1期が好きすぎて辛口になってしまいました。
そうそう、OPは各キャラともカッコ良かったです。
地平線から巨大秀吉がグゴゴゴとせり上がって日本列島を手の平に収めるカットは
BASARAらしい荒唐無稽さにあふれていて、何度見ても笑ってしまいました。
本編もあれくらいやれば良かったのに。


ついでに、前に書けなかった薄桜鬼2期の第一印象をば。

薄桜鬼 碧血録
新撰組に伝奇要素を絡めた乙女ゲー原作もの。
さすがに分割2クールの後半だけあって作画が美麗です。下手すると1期より綺麗なのでは。
その作画力を1割でいいから「咎狗の血」に分けてやってくれ!(笑)
特に斎藤一が洋装の隊服に着替えた時はリアルに「ひょーー」と声が出てしまいました。
まあ、いくら斎藤さんが美しくとも千鶴がツンデレ土方とくっつくのは確定事項ですが(チッ)
今後新撰組は新政府に追い立てられ転がり落ちていく運命にあるので、
キャラ達がどんな華々しい最期を遂げてゆくのか楽しみです。


そういや小耳に挟んだのですが、映画ジェイソン・ボーンシリーズの
第四弾は原作を使用しないばかりか、マット・デイモン抜きでやるそうな。
そんなん誰が見るのー

雑記 | 2010/11/01(月) 23:58 | コメント(0) | トラックバック(0)
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