《大浜サキ》
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 冬コミ、おつかれさまでした。当日は気温3度という寒さもあって大変だったみたいですね。 にもかかわらず、入場者数は09年の冬コミと比べても一万人多かったとか。 毎度ながらビッグサイトはもうパンパンだなーと思いつつ、ニュースサイトを見ておりました。 今回は墜落天使の完成版をリリースするということもあって、 スタッフ一同、独特の緊張感を持って迎えた年末年始でした。 完成版を実際にコミケ会場で領布してみて感触はどうだったのかとか、 そのあたりは、実際に会場に行った森さん風見鳥さんの土産話にお任せするとして、 大阪で留守番だった私は、このサイトの更新作業なぞをしておりました。 話は変わって、新年早々なんですが新作TVアニメの時期ですね。 この新春の放送開始で注目なのは何といっても、2大オリジナル作品の顔合わせです。 ・魔法少女まどか☆マギカ ・フラクタル 前者は、新房監督率いるシャフトの完全新作。 公式はほのぼの日常系のふりをしてるけど、脚本:虚淵玄なのが胡散臭すぎます。 音楽はヒステリックかつ壮大な梶浦由記だし、美術関係に劇団イヌカレーが参加・・・ (イヌカレーは「絶望先生」でグロテスクな絵本のような回を任された作家です。) となれば、何かたくらんで仕掛けて来るのは間違いないわけで、どんな ギャップを見せてくれるのか、期待が膨らみます。 というかこれで見た目通りの作品だったら逆にびっくりする。 さて後者はというと、これまた変わり種。 「動物化するポストモダン」以降おなじみの評論家、東浩紀原案のアニメだそうで。 監督も業界一のはねっかえりでよく騒動を起こしてる山本寛ですね。 ぶっちゃけ両者ともひねくれ者なので、これまたどんな作品になるのか見当もつかない。 先行CMは大人しいジブリという感じですが、SF要素も絡んでくる感じですね。 ただ、東浩紀が関わるとひねりすぎの作品になりそうなのが心配。 監督はハルヒにダンス・ライブ要素やサブカル要素を持ち込んだ仕掛け人だったけど、 京アニを抜けた後の「かんなぎ」は職人魂を感じさせるアニメだったので バランス感覚を発揮してくれることを期待します。 ともあれ、どちらの作品もギリギリまで情報封鎖している状態なので 色々サプライズが期待できそうで楽しみです。 あとは他の放送作品では、 ・IS<インフィニット・ストラトス> (メカと少女のアクション) ・GOSICK (オカルトミステリー) ・レベルE (シュール系不思議SF) あたりが注目でしょうか。特にゴシックは様式美を見せてくれそうなのと 音楽が中川幸太郎ということもあって、期待しています。 レベルEはあの奇天烈な構成のマンガをどう料理するのかが全てですね。 巷では早くもこの春はひどい不作だと言われていますが、こうして見ると意外と 興味深い作品が揃ったのでないでしょうか。 |
|
|
| 最初のページ |
|