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Beastly 予告編
《大浜サキ》
最近はハリウッドでもオカルトのネタが出尽くした感がありますが、
毛色の違う組み合わせの映画を見つけたので、予告編をご紹介。
って、またしても日本公開が危ぶまれそうな作品なんですが。

Beastly


成功の絶頂期にあるお肌つやっつやの若者が、魔女 or ジプシーぽい女性を邪険にした
ばっかりに醜く姿を変えられ人生転がり落ちてさぁ大変、という
この展開だけでもここ数年5~6本見たような気がします(笑)
こういうのが好きな私でもこの導入はさすがに食傷気味・・・

が! この映画はそれで魔女コワイコワイな話に進むのではなく、
ロマンス映画の世界に切り込んでるのがいいですね。
ある意味、今風の美女と野獣なんでしょうか。
コンプレックスの強い男子のひそやかな願望を具現化したような
「自分を分かってくれる地味系女子・変わり者の友人」という構図に
バッファロー'66」と同根のものを感じる映画です。
まあ、エレファントマンのリンチ監督やバットマンリターンズのバートン監督のような
血涙を流しながらルサンチマンを叫んだ世代には「なんてヤワな奴らだ」なんて
思われそうではありますが。
こういう夢見る感じの優しいオカルト映画、嫌いじゃないです。

それにつけても、最近は向こうの若者を主体にした低予算オカルト映画が流行ってるようで、
似たような趣向の映画がワラワラ沸いてるのを見ては、
あぁ世の中不景気になるとオカルトが流行るというのは本当だなぁ、と思う
今日このごろです。
先行きの見えない不透明感がオカルトを親身に感じさせるのでしょうか。


関係ないですが、最近驚いた事・・・
ここの記事で二回も取り上げたザック・スナイダー監督の新作映画、
Sucker Punch」の邦題が決まったようです。
その名も、「エンジェル・ウォーズ」。
エンジェル・ウォーズ・・・
エンジェル・ウォーズ・・・っ!?
「Sucker Punch」のどこをどーしたらっ!?

いやまあ、映像見たまんまのタイトルなのは分かりますけども、
なんともスラング感の無い当たり障りのない題名にしたもので、っていうか
こんなくそダサい邦題にしたのはどこのどいつだぁっ!

雑記 | 2011/01/10(月) 23:56 | コメント(0) | トラックバック(0)
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