《大浜サキ》
先日久しぶりにソフマップをうろうろしてたらば、店頭で新しいDVDの発売に合わせてか 面白そうなSF映画のPVが流れておりました。 しばらく眺めてたら、なんと「パンドラム」じゃないですか! 以前の記事で「日本はスルーされた」と書いた映画だったんですが、こりゃ全くの間違いで ちゃんと昨年の10月1日に公開されていたようです。 まあ映画が映画だけに、2週間程度の小規模公開だったのでは・・・と想像しますが、 小屋には掛かってたんだなあ。まったく気づきもしなんだ。 これはうっかりしてました。 というわけで日本語の予告編をペタリ。 物語の舞台は、資源戦争で滅亡しかかってる地球から他の惑星に移住すべく 旅立った宇宙船エリジウム号。 その密室内で起こる、冷凍睡眠から目覚めた人間同士のパニックによる争いと、 未知の怪物から生き延びる為のサバイバル・・・という、 B級SF映画好きには見慣れたシチュエーションの映画ですw 未来のノアの箱舟っぽい設定で、乗員がその事を知らされていなかったというのが見所かな? 頭を抱えた乗組員にザバーンと水しぶきがかかってるシーン、 何が起こってるのか気になります。 ただこの映画、公開時にはすこぶる評判が悪かったようで、久しぶりのデニス・クエイドの主演作 というわりにあまりパッとしなかったようです。 この映画をプロデュースしたポール・W・S・アンダーソンは 宇宙での密室ホラーの傑作「イベント・ホライゾン(`97)」の監督で、そのイマジネーションの インパクトは低予算にもかかわらずA級映画をしのぐ勢いとセンスだったものですから、 この映画にもかなり注目してたんですが期待しすぎたかもしれません。 ・・・よく考えたら向こうの映画は有名監督がプロデュースしたと言って 無名監督の作品をヨイショする事がままあるけど、それがちゃんと面白い例はあまり無いなあ。 成功例はスピルバーグがプロデュースしたロバート・ゼメキス監督の バック・トゥ・ザ・フューチャーくらいかもしれません。 |
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