《大浜サキ》
ちょっと遅めの話題ですが、先月の27日にアカデミー賞が発表されましたね。 アカデミー賞 2010年(第83回) - allcinema 目玉の作品賞・監督賞に輝いたのは、有力視されていた「ソーシャル・ネットワーク」・・・じゃなく、 イギリス映画「英国王のスピーチ」だったとは驚きでした。 恥ずかしながら、正直この作品は全くのノーマークでして。 映画の内容は、現エリザベス女王の父ジョージ6世の伝記作品で、吃音を克服して 国民に愛されるまでを描く映画となっているみたいです。 そう聞くと、もうタイトルからして感動するシーンが想像できるなあ。 (ヒトラーの演説を見て「とても上手だ」って感想が面白いw) んで監督賞のトム・フーパーって誰ー?と思って調べてみたら、これが日本未公開作品ばかりで、 先月26日に公開となったこの映画が、実質的な日本初お披露目でした。 って、私の好きなヘレナ・ボナム=カーターがエリザベス役なの!? 他にも、主演のコリン・ファース(「シングルマン」でも主演のあのヒト)が 主演男優賞を受賞するなど、「英国王のスピーチ」がメイン4部門受賞という 意外な結果となりました。 ちなみに私が注目していたのは、 8部門でノミネートされていたフィンチャー監督の「ソーシャル・ネットワーク」と、 これまた8部門ノミネートしていたノーラン監督の「インセプション」。 前者は脚色・作曲・編集賞を受賞し、後者は撮影・視覚効果・音響(編集/調整)賞の受賞と、 技術的な方向に収まる形になりましたね。 そんな中では、「ソーシャル~」の劇伴を担当したトレント・レズナー(バンド、 ナイン・インチ・ネイルズのリーダー)が作曲賞を得たのが印象的です。 毎度フットワークの軽いフィンチャー映画らしいと言えるかも。 「インセプション」は、あのぞりぞりーっとめくれあがっていくビル街の姿がインパクト抜群だったので 視覚効果(SFX)賞は納得。音響まわりを受賞したのもSF映画らしい結果です。 そしてさらに注目なのは、ダンス・スリラー「ブラック・スワン」で 主演女優賞を獲得したナタリー・ポートマン! スター・ウォーズ新三部作以降、ちょっとエッチな映画やはたまた硬派な作品にも 出るなどして急速に芸風を拡大していた彼女ですが、 その努力が実を結んだのは喜ばしいです。 いやー、あの「レオン」の少女マチルダがオスカーを受賞する日が来るとはなあ。 「ブラック・スワン」も、ダークサイドに堕ちていくバレリーナの嫉妬劇とか、ツボにはまりまくりな 内容なので、いつか絶対見ようと思います。 それにしても、ポートマンってバレエが踊れたんですね。 |
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