《大浜サキ》
前に今年のジャンル映画はすごい!的なエントリを書いたものの、 何か忘れてると思ってたら「猿の惑星」新作が10月にあるのを書いてませんでした。 猿の惑星:創世記(ジェネシス) 予告編 日本での公開は10月7日から。 リメイク版「猿の惑星」の前日譚(また!)ですね。 まさかあのティムバートン版の関連作品が作られるとは思わなかったなー 調べてみたら、前作意外と客入ってたんですね・・・あれで・・・ とは言っても、今回は前日譚なのでキャスト的に繋がりはないし、 見知った地球が猿に乗っ取られていくストーリーなので、 新しいSF映画だと思って見るのがいいのかもしれません。監督バートンじゃないし。 バートン版の時点でチャールトンヘストン版の影も形もなかった事を考えると、 原作からずいぶん遠くまで来たもんだ・・・という気がします。 しかし68年の1作目の時点で猿の特殊メイクが革命的だっただけあって、 今回の映画も猿の顔アップに力を入れて来ますね。そのへんは外してこないなあ。 ちなみに前作はあまり好きじゃないです。 というか、ティムバートンファンとしてはむしろ忘れたいw 彼のケレン味がまるで感じられませんでしたね。 良かったのは猿のリアルさにこだわったワイヤーアクションぐらいなもので 政治的にもあたりさわりの無いものに堕ちてしまっていた。 っていうか、ヘレナ・ボナム=カーターの美貌を猿メイクで隠した時点で許せない。 半裸でヒロインやるのはむしろ彼女の方でしょうに~ まあ変子ちゃんな彼女のこと、彼氏(バートン)の出演依頼に 嬉々として応じてサル演技に励んでいたのは想像に難くないのだけども・・・ 「マーズ・アタック!」でのスパイ宇宙人の時もそうだったけど、 バートンはその時々につきあってる子をクリーチャーにするのがお好きだなあ。 おっと思わず話がそれてしまいましたが、今回の映画は いかにして猿が人類を支配するに至ったか、 というプロセスを見られるのでちょっと面白そうではあります。 |
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