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21st Century Squid Man(21世紀のイカ男)
《森 光年》
いざ一世一代の舞台に臨まんとする男にとって、モヒカンこそが真の正装。
デ・ニーロが教えてくれたそんな男のドレスコードを21世紀の今、まさかホリエモンが体現してみせてくれようとは……ありがとうホリエモン! そしてさようなら! また会う日まで!

TAXI DRIVER - HQ Trailer ( 1976 )


ホリエモンが帰ってくる頃この腐敗した社会が少しでもよくなっているように、私も日夜「Are you talking to me?」とか言いつつ鏡の前でにやにやしてみたりする所存です。


そんなわけで森光年なんですが、ブログのネタを書き留めたメモをひっくり返していたら、今月の頭に発表された『Saints Row: The Third』というゲームの最新トレイラーにカニエ・ウエストの曲が使われていましたよという話題について書こうとしていたことを思い出しました。
三週間もたってしまいましたが、貼っておきます。
 
Saints Row: The Third - Official CG Trailer


使われているのはカニエの最新アルバム『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』からのシングルカット曲『POWER』ですね。
キング・クリムゾンの名曲『21st Century Schizoid Man』の印象的なフレーズを大胆に使用した、なかなかにかっこいい一作です。この曲はPVも短いながら面白いものでした。

Kanye West - POWER


それにしても、あの駄目っ子だったセインツ・ロウがカニエの曲を使うほどのタイトルになったのかと思うと感慨深いものがありますね……

五年前に発売された第一作は生真面目に作られたGTAのコピーという感じで、淡々と攻略していく分にはそれなりに遊べたんですがGTAと比べると優等生的で面白みに欠ける感がぬぐえず、悪くはないんだけどなんだかいまいちという印象で、ゲーマー界隈での反応も開発が延びに延びていたGTA4が発売されるまでのつなぎという受け止め方でした。

そんなセインツ・ロウのいまいちな感じはゲーム内で流れる音楽にもあらわれてまして、GTAシリーズでは車輌に乗った際に作中の時代設定当時のヒット曲やなんかがラジオから流れてきて豪華なラインナップの名曲をBGMにプレイできるのが楽しみの一つなんですが(GTA4ではカニエ・ウエストの曲も収録されていました)、セインツ・ロウのそれはフリー音源集からもってきたようなぼんやりした感じの曲ばかり。

そうした世間の冷ややかな評価がよっぽど悔しかったのでしょうか、セインツ・ロウがぶち切れたように過激で残虐でお馬鹿なブラックユーモア路線に方向転換したのは二作目からでした。
プレイしていないので各種媒体からの仄聞ですがその徹底ぶりはすさまじかったようで、シリーズを重ねるごとにシリアス路線へと進化していくGTAに物足りなさを感じていた一部のファンはセインツ・ロウに流れていきました(私はGTAのストーリー部分に魅力を感じているのでシリアス路線大歓迎ですけどね)。

こうして上手い具合にニーズの隙間を埋めたセインツ・ロウはファンを獲得して人気タイトルの仲間入り。今年の後半に発売予定の三作目のトレーラーには晴れてカニエの曲が使用されることになったというわけで、あきらかに負け組だった一作目の雪辱を果たしたということになるのかもしれません。

先のE3ではその三作目のプレイムービーも公開されていましたが、道行く人を凶器やプロレス技で虐殺、砲台を背負った猫バスみたいな車輌に乗り込んで猫の口から取り込んだ通行人を人間砲弾として発射する等々、GTAが時の流れとともに切り捨てていった要素を凝縮したようなゲームプレイを嬉々としてやっていて、なんだかなぁと思いました。
まあ、GTAタイプのゲームにこういうものを求めるユーザーが少なからずいる以上、受け皿は必要なのだろうと思います。
  

雑記 | 2011/06/21(火) 21:57 | コメント(0) | トラックバック(0)
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