《大浜サキ》
もう7月になってしまいましたが、恒例の新作アニメの先取りです。 ※カッコ内は関西開始日 セイクリッドセブン 7/5(7/2) 関西ではもう始まってしまったけど、サンライズが送る変身ヒーローもの。 メイド部隊や執事など、深夜アニメらしい要素を含ませつつも、 びっくりするぐらい中二病全開な王道のアクションで、つかみはばっちりでした。 ・・・と思ってたら、大橋誉志光監督ではないですか。 06年のウィッチブレイド以来の監督作で、ようやく、バトルもドラマもこなせる 若手の演出家の手に力が与えられたという感じがします。 しかもオリジナル。話がどうなるかわかりませんが、いきなり期待できるものが出ました。 しかしデザインや色彩はいかにもサンライズ製というか・・・どうして メイド服とかカラフルにしてしまうかな(笑 BLOOD-C 7/7(7/8) Production I.Gの吸血鬼アクション「BLOOD」シリーズを、CLAMPと水島監督率いる 「xxxHolic」スタッフが根底から作り直した作品。 全体的に和風伝奇の世界観になってて、ここまでくるとほとんどオリジナルですね。 ↑のとはまた違って、抑えられたシンプルな色彩が格好いいです。 I.Gというと不安なのは脚本だけど、CLAMPのシナリオ担当の 大川七瀬が構成してるので今回は安心かも。 題材の割にいつも話が薄かったので、シリーズ一になる事を期待します。 輪るピングドラム 7/7(7/7) 「少女革命ウテナ」以来、12年ぶりにメガホンを取ることになった 幾原邦彦監督のオリジナル作品。 キャラクターを見せない宣伝展開で未だほとんどが謎に包まれていますが、 監督があれでキャラ原案が「おとめ妖怪ざくろ」の星野リリィとか・・・耽美系に決まっとる! PVのイメージ映像からは気だるく危うい雰囲気も漂ってきたりして、 今から全貌が明かされるのが楽しみです。 No.6(ナンバー・シックス) 7/7(7/12) 今期のノイタミナ枠。あさのあつこの近未来小説をボンズがアニメ化。 管理社会からの逃走と、明かされる表と裏の真実というまたベタなSFが期待できます。 全5巻の内容を11話でさばき切れるのか不安ですが、ノイタミナにありがちな、 いきなりブチッと切れて終わる展開だけは勘弁してほしいところです(笑 あと、音楽が北野武の「座頭市」のあのタップダンスを担当した鈴木慶一ということで、 音楽面も楽しみです。 THE IDOLM@STER 7/7(7/14) ゲームの方をあまり知りませんが、かなり資金が投入されてるようなので これも注目しておこうかなと。 とりあえず、キャデザも兼ねている錦織監督はグレンラガンやパンストを担当しただけあって キャラデザの躍動感や瑞々しさが目に留まります。 毎回違ったキャラクターソングが流れるらしいので、PV風の作品になるのでしょうか。 脚本がらきすたの人で制作は一流のA-1 Picturesとか、かなり脇を固めてる感じがします。 あと続きものとしては、「夏目友人帳 参」を同作のファンとしては期待したいのだけど シナリオ担当が変わってますね・・・ 脚本の村井さだゆき氏は肉汁たっぷりのドラマティックな展開が得意だけど、 どちらかといえば癒し系に入るこの作品ではどうなるのか、はてさて。 また、同じく続きものの「ぬらりひょんの孫 千年魔京」は1期がいまいちだったので あまり期待はしてません。ただ、スタッフが総入れ替えになって 監督が「ヒャッコ」の福田道生になったので、この人の作家性を出したがる所が ひょっとしたらひょっとするかも? 7月はアニメが大人しい時期なのに、今年はオリジナル作品が3つもあるというのが嬉しい。 今年は1月のまどかマギカやスタドラといい、閑散期でも充実してる気がします。 |
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