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009 RE:CYBORG
《大浜サキ》
先日イベントで神山健治監督の最新作が発表されたんだそうで。
発表されたのは攻殻機動隊でもオリジナルでもなく、なんと「サイボーグ009」のリメイク。
全編3DCGで描かれ、3D立体視を前提に制作される映画になるようです。

009 RE:CYBORG

監督脚本は神山健治、公開は2012年秋だとか。

発表が攻殻機動隊の新作ではなかったことが各所でガッカリ感を生んでるようですが、
個人的にはアリだと思います。009わりと好きですし。
それにいつまでも「攻殻SACの神山監督」と言われ続けるのも本人的には
苦しいんじゃないでしょうか。
神山監督の「東のエデン」は現代的な設定やガジェットが秀逸で刺激にあふれていましたし、
本人が脚本を書くのなら今回の新作も期待してしまいます。

さてPVの方ですが、
やっぱり3DCGなのとキャラが若干リアル寄りのデザインに変わってるのが目に付きますね。

この手のトゥーンシェード(2D風処理)は最近大量にフィルターやグラデーションを
かけて情報量を増やす傾向にありましたが、今回はまた思い切ってバッサリ落としたな、
というのが第一印象です。
一部で映像が安っぽいという見方が出てるのもこのへんだと思います。
同じトゥーンシェード映画であるAPPLESEEDの映像なんかと比べると顕著ですね。
ただ、こういった表現手法は綺麗なのですが、バタ臭くて感情移入がしにくいという欠点もあり、
対してこの009は陰影の色数を2色から3色におさえることで、
従来の手描きアニメに近い、親しみやすいアプローチをしているように感じられました。

ただ個人的には、顔や手といった皮膚の部分はともかく、服のテカテカ感はどーも慣れません。
通常の手描きアニメでは服の陰影に3色使う事はほとんどありませんし。
このへんはAPPLESEEDみたく顔と服ではレンダリング処理を変えるなりして欲しかった。

しかし今回のフランソワーズ(003)はイイ女になりましたね。
原作のフランソワーズはコケティッシュな見た目のわりに性格がキツいところもあったので、
個人的にはけっこうしっくりくるデザインです。
なにか機械と繋がってサーチ能力が格段に上がってるような気がするのですが
っていうかぶっちゃけ「少佐」ですねw また高い所から落ちてるし。

ちなみにキャラとしてはハインリヒ(004)とグレート(007)が好きです。ベタですが。
今回の004はおなじみの指マシンガンも健在で押さえる所は押さえてる感じ。
007にいたっては、やだなにこのオッサンかっこいい・・・一瞬誰かと思った。
まあ原作のグレートはコメディリリーフ的な外見でありながら、
その実中身は知性と教養にあふれた紳士という一面もあったので、
これはこれで内面通りの外見と言えるのかもしれません。

しかしジョー(009)の髪の毛ってデフォルメ具合を弱めるとスーパーサイヤ人になるんですねw

雑記 | 2011/10/05(水) 23:54 | コメント(0) | トラックバック(0)
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