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スキッツォ・ダンサーってスタンド名みたいね
《森 光年》

「ところで森さん。結局、クラクソンズのCDって買ったんですか?」
 ペプシコーラを啜っていたOくんが、唐突に口をきった。
 大阪心斎橋のフレッシュネスバーガー。
「えっ? ああ、買ったけど。聴きたい?」
 冗談半分の問いかけに、
「ええ、聴きたいです」
 と、Oくんは即答。
 予想外の返事に、面食らった。
 Oくんにしては珍しい積極的な態度だったし、なにより以前、You Tubeでクラクソンズの動画を見せたときには、べつだん興味をそそられた様子を見せなかった彼である。
 私がCD屋でクラクソンズのアルバムを探していたときも、『へー、よっぽど気に入ったんですねぇ』と冷ややかな反応だった。
 それなのに、いったい何がどうしたのか?
 いぶかる私に、
「いや、じつはケミカルブラザーズがですね………」
 熱のこもった調子で語りはじめるOくん。
 そこまで聞いて、話はわかった。
 ケミカルブラザーズの最新のアルバムに、クラクソンズが招かれて参加したらしいということは、少し前に何かで読んで知っていた。
 つまりは、テクノの大御所が彼らを認めたから、Oくんもクラクソンズを認めたというわけなのだ。
 私は小さく苦笑して、胸の内でつぶやいた。
 そんなにテクノが好きなのか、O浜(匿名)………と。



そんなわけで、森光年です。以上のストーリーはフィクションです。ええ、ほんとに。
実際には、おもいきり口頭でつっこんでやりました。あ……いや、嘘。あくまでフィクションです。実在の人物・団体等とはいっさい関係ありません。
ちなみに、クラクソンズが参加した曲はこちら↓(不気味なPVなので要注意)

Chemical Brothers 『All Rights Reversed』 (You Tubeより)


さて、ニュー・レイヴの旗手、クラクソンズについては以前に当ブログでもご紹介いたしましたが、今回はそんな彼らとなんとなく共通項を感じるフランス出身の二人組、SCENARIO ROCK(シナリオ・ロック)のお話を。
私が彼らを知ったのはつい最近で、ソニーの転がるスピーカーのCMで使われていた音楽が気になったのがきっかけでしたね。それがシナリオ・ロックの『Skitzo Dancer』という曲のテクノ風のリミックスバージョンだったわけですが、原曲を聴いてみるとハードロックのようなボーカルと楽器の生音が主体なのに、全体的な印象はクラブミュージックに近いという、そんな無節操感が不思議に心地よい一曲でありました。


Scenario Rock - Skitzo Dancer

 
未来志向な音楽性自体も素敵ですが、このユーモラスな映像も良いですよね。
『続・夕陽のガンマン』の三角決闘のオマージュっぽい場面もあって楽しいです。
個人的には、幽体離脱しかかった仲間を天に祈って復活させるところがツボ。奇跡あっさり起こりすぎです。鍵ゲーか。
そのあと二人で、はしゃぎまくるところも良いですね。
情報不足でよくは分かりませんが、なんでも彼らは以前スケートボードのチームかなにかをやってたようで、軽快なパフォーマンスはそういう下地があってのものなのかもしれません。

こうしたPVやアルバムのヴィジュアル面は、なんでもSurface To Airというパリの(パリの!)デザイナーの人たちが手がけているそうで。なるほどパリだけあってお洒落です。
ちなみにSurface To Airの人たちは服も作っているようで、日本でもSHIPSやAnd Aなどのお店に置いてあると聞いた私は、大阪堀江のAnd Aの前まで行って素通りしてきました。すいません。
っていうか、入れねぇよ! 堀江のお洒落ショップとか!
だけど、いつかそのうちきっと入ってやるさ………

ともかく、ヴィジュアル面も含めてひとつのエンターテイメントとして提供していく、という姿勢もシナリオ・ロックとクラクソンズの共通項ですね。
ちなみに、シナリオ・ロックは2004年ごろ、クラクソンズは2005年ごろに活動を開始しているようで。楽器の生音を主軸にクラブミュージックっぽい曲をやるという彼らのようなスタイルが現在、ひとつの潮流としてあるのかもしれません。
もともとファンク隆盛の時代にはダンス音楽は生の楽器で演奏されていたわけですが、複数の楽器やボーカルの集積によるグルーヴ感を指向したファンクに対し、シナリオ・ロックやクラクソンズが疾走感に重点をおいているあたりは当世風な感じがします。
しかしそう考えると、この曲↓なんかもシナリオ・ロックやクラクソンズと同系列だったのかも。


らき☆すた OP「もってけ!セーラーふく」

 

雑記 | 2007/10/10(水) 20:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
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