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モンキー・ビジネス
《森 光年》
あいかわらずネット環境が断絶しております。なんやかんやで結局プロバイダと再契約する羽目に陥ってしまい、復旧まであと二週間ほどかかる模様。
はじめてネットに接続してから早十数年、引越し等でネットに接続できなかった時期は何度かありましたが、一ヶ月ちかい断絶というのはさすがにひさしぶりですね。なんとも心もとない日々をすごしております。

そんなわけで森光年なんですが、この更新も妥協倶楽部メンバーのPCを借りて行っているため手っ取り早く近況など書き散らしていきたいと思います。


前回書きました『ラヴィルリエ』のバレンタイン限定チョコレート、食べました。すごく美味しかったです。とくに生姜の入ったチョコ。
あまりの美味しさに感動しつつも、生姜のボンボンチョコレート(というとウイスキーの入ったチョコを連想する人もいるかと思いますが、ボンボンというのは一口大のチョコレートの総称で、洋酒入りのチョコを指すものではありません)というものについて何かで読んだような気がするなあと思って記憶の底を探っていたんですが、思い出しました、ウィリアム・ギブスンのサイバーパンク小説『ニューロマンサー』です。
主人公を裏切る暗黒街のフィクサー的な人が生姜のボンボンを常に食べているような設定だったと思います。そのときはどんな食べ物なのか想像もつかなかったその実物と、こんな形で遭遇するとは数奇な運命です。


あらためてJR伊勢丹三越に出かけていって、ジャン=ポール・エヴァンのバレンタイン限定チョコも一個だけ購入。
なにしろひとつ420円という代物で、おのれ暴利をむさぼりおって! と憤りながら口に放り込んだらあまりの美味しさに悔しいけれどおもわず納得。これはちょっとしたケーキぐらいの価値ありますわ……
ちなみにフランボワーズと洋ナシのチョコでした。

伊勢丹のイベント会場にて『ラヴィルリエ』お店の人から聞いたんですが、初日には二ヶ月前からその日に備えて有給をとり、あちらこちらのブースで総額8万円分ものチョコレートを買っていった猛者もいたそうです。

同会場の人混みの中で「これだけの女の人がチョコを買いに来ているのにどうして俺のところには一つも回ってこないんだ……」とぼやいている男性が。
それはおそらく、会場で売られていたような高価なチョコは男性にあげずに自分で貪り食っているからだと思います。


『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』テレビで観ました。
若き日のサイクロップスことスコット・サマーズのへっぽこぶりにうっとり。やはりサイクはこうでなくては。

バラエティ番組でしか蝶野を知らない人が彼をカリスマ的なレスラーだと誤解しているのと同じく、カプコンのゲームでしかサイクロップスを知らない人は彼を頼りになるリーダーだと誤解していると思うんですが、実際のサイクは敵に捕まってひどい目にあったり敵に洗脳された弟と戦ってひどい目にあったりするのが趣味というナイスガイです。しかもプロフェッサーXのイエスマン。というか犬。

だったんですが、近年のサイクはミュータントの独立国家を立ち上げたりプロフェッサーから精神的に独立したりと頼りになるリーダーに成長してしまってさびしいかぎり。
そんなサイクですが映画版ではシリーズのどの作品においてもへっぽこな姿を披露してくれていてうれしいですね。とくに『X-MEN: ファイナル ディシジョン』では冒頭で(演じている俳優さんの都合により)いきなり死ぬという活躍ぶり。

話を『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』に戻しますと、終盤に体をダイアモンドの硬さに変えられるミュータントが登場するんですが、これは原作ではサイクロップスの妻となるエマ・フロストという女性でして(設定は原作といろいろ違っていましたが)。映画では若き日のエマとサイクロップスが共同作業で敵を倒すシーンが描かれていたのがうれしいファンサービスでした。

あと、前情報なく観たのでウィル・アイアムがテレポート能力を持つミュータント役で出演していたことにびっくり。
アメリカでは超メジャーなヒップホップ(というかポップスですが)グループ『ブラック・アイド・ピーズ』のフロントマンにして音楽業界屈指のおしゃれさんとしても知られる彼ですが、俳優もそつなくこなしてましたね。器用な人です。
 
The Black Eyed Peas - Pump It


余談ですが、映画マニアの某知人はブラック・アイド・ピーズのこの曲を聞いて「あ! パルプフィクションのあの曲ってこの人らのだったのか!」と叫びました。って、そんなわけあるか!


Dick Dale - "Misirlou" Live on TV! - 1963

 

雑記 | 2012/02/12(日) 13:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
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