《森 光年》
おかげさまで昨夜ようやく回線が復活し、電脳世界に戻ってまいりました。さすがに一ヶ月もブランクがあるとニューロマンサーの主人公のような心境です。 同作の主人公は凄腕のハッカーだったもののタブーを犯して神経系に損傷を与えられ、サイバー空間から放逐されます(神経に端子をつないでネットにダイブする世界観なもので、そうするとハッキングできなくなるのです)。 以来、暗黒街の底辺を這いずりまわって暮らしていた主人公ですが、危険なハッキング仕事を引き受けることを条件に神経の回復手術を受けてサーバー空間に復帰、広大な電脳世界を自由に飛びまわる快感に酔いしれる……というシーンがあったんですが、ニューロマンサーの刊行当時(1984年)に想像されていたほどには実際のネット世界は広大ではないことがとっくに判明してしまっているのは哀しいかぎり。 そんなわけで森光年なんですが、今回もとりとめもなく綴っていこうと思います。 代々木公園に鮫の死骸が放置されていた事件、もともとは寿司屋の店先に飾られていた鮫を芸術家と名乗る男が引き取っていったらしいとのことで。 さては前衛芸術家のダミアン・ハーストか!? というネタを書こうと思ったんですが検索してみたらとっくにあちらこちらで書かれてました…… ちなみにダミアン・ハーストは縦に真っ二つにした牛の死骸をホルマリン漬けにした作品で知られるイギリスの芸術家です。たしか鮫の死骸を使った作品もあったはず。 ミルキィホームズがあいかわらず絶好調ですが、大阪ではそのあとに放送されている『モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)』も面白いですね。 頭がどうかしているとしか思えないタイトルと、ももいろクローバーZの歌う強烈なOP曲とは裏腹に内容はいたって地味で懐かしいテイストのSF作品。私が中高生のころに慣れ親しんだライトノベル(当時はそういう言葉はまだありませんでしたが)を彷彿とさせます。 と、思ったら原作が『ARIEL』の笹本祐一先生なんですねえ。どうりで。『ARIEL』は敵方のタレ目の美形艦長の苦労人っぷりが好きでした。 ともあれ、モーレツ宇宙海賊でなんといっても素晴らしいのは主人公の相方(?)である不機嫌めがねの存在でしょう! つねに不機嫌そうで最高です! ブラボー! 難波の高島屋の一階を歩いていたら、どこかの女性向けのアパレル店からヒップホップ界の重鎮、Nas(ナズ)の曲が……! Nas & Damian "Jr. Gong" Marley - As We Enter
ボブ・マーレーの息子と競演したなかなかの名曲ですが、きれいに改装したばかりの百貨店の、しかも女性向けのこじゃれたショップの前で耳にするとさすがにぎょっとしますね。
そういえば近所のスーパーの奥様向けの洋服店ではレディオヘッドの『Lotus Flower』とかリル・ウェイン『6 Foot 7 Foot』とか、その時期流行していた洋楽が流れていて、それはそれで場違いに思ったものでした。 Radiohead - Lotus Flower Lil Wayne - 6 Foot 7 Foot (Explicit) ft. Cory Gunz 三つとも以前に貼ったことのある動画ですみません。 そういえばこのところ、アンテナの感度が鈍っているせいか新しい音楽と出会ってないなあ…… |
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