《森 光年》
近所のスーパーに併設された書店に特売DVDをぶち込んだワゴンが設置されていたんですが、そこになぜか『マラソンマン』が…… うっかり子供が手にとって歯医者に行けなくなったらどうする! ワゴンにはワンピースやケロロ軍曹の劇場版も並んでいたというのに(ヱヴァの序と破もあったけど、さすがに特売でも高かったです)。 あ、ちなみに『マラソンマン』といってもマガジンで連載していたヨガの呼吸法で水中にもぐって肺活量を鍛える漫画のほうではなく、ダスティン・ホフマン主演の映画です。 そんなわけで森光年なんですが、現在、JR大阪三越伊勢丹の地下2Fの催事に大阪を代表する二大パティスリー『ケ・モンテベロ』と『ラヴィ・ルリエ』が出店しております。 期間は来週の火曜日(5月29日)まで。毎度のことながら情報が遅くて申し訳ない。 期間はあと数日ですが、その間に大阪駅周辺に用があるという幸運な方はぜひ足をお運びくださいませ。 梅田のまんだらけの近くにある『ラヴィ・ルリエ』はまだ行こうと思えば行けますが、『ケ・モンテベロ』は岸辺というかなり辺鄙な場所(梅田と京都のほぼ中間に高槻という町がありまして、さらにその高槻と梅田と中間が岸辺なのです)にありますので、こういう機会は貴重ですよ。 余談ながら、前述のとおり『ラヴィ・ルリエ』は梅田のまんだらけの近くにあるのですが、開店以来はや3年、まんだらけの店員さんのあいだでもこの名パティスリーはすっかり人気になっているようで。 そのまんだらけに勤めている知人から聞いた噂では、なんでも『ラヴィ・ルリエ』の厨房にいる誰かがFate/Zeroにはまっているらしいです。 おそらくお弟子さんの誰かのことだと思うんですが、もしかしてあの服部シェフ(写真左。右側はマブダチのケ・モンテベロの先代シェフ橋本氏)ご本人だったらちょっとびっくりですね。
そういえば、甘いもの関連でもうひとつ。
このブログで何度か言及しておりますが、大阪は靱公園にほど近いニューオープンのチョコレート専門店『Les Petites Papillotes(レ・プティット・パピヨット)』さん。 あのへんは近畿ローカルの情報誌を多数出版している京阪神エルマガジン社が近いからそのうち取材が来るだろうな、なんてことを以前に書きましたが、とっくの昔に来ていたらしいです。さすがご近所の情報に関してはとくに熱心にとりあげるエルマガジン社。仕事がはやい。 『SAVVY』(20代くらいの社会人女子向けの情報誌)ではなく『Richer』(SAVVYよりも年齢層がやや高め)の取材が来たというのは意外でしたが、なにはともあれこれでお店も本格始動というところでしょうか。 東京以外の都市でショコラトリーをやるというのは現状まだまだ難しいのか、なんのお店ができたのだろうと入店してきたお客さんがチョコレート専門店と知って苦笑い、そのまま出て行ってしまうという光景をなんどかこちらで眼にしました。 雑誌掲載を期に認知度が高まってくれればと、お店のファンとしては願ってやみません。 こちらのお店はチョコレートもケーキも絶品ですが、おこしの際には皆さまぜひショコラショー(チョコレートドリンク)を。 とくに産地ごとのカカオの風味の違いを楽しめる4種(たぶん)のショコラショーが素晴らしい。私のお気に入りはドミニカ共和国(お店の表記ではドミニク)産ののカカオ。花を思わせるやさしい香りで飲みやすいです。 たぶんエクアドル産だったと思いますが、フリュイ・セックと名づけられたショコラショーも面白かった。 フリュイ・セックとはドライフルーツやナッツ類を乾燥させたいわばフランス版の乾き物のことですが、華やかな香りと甘みのあとにその名のとおり乾物類のような独特な風味がやってきます。 量はたっぷり、ショコラショーに使用したチョコレートの小さな粒もついてきて470円。お得です。 余談ながら、開店当初に見られた不手際も現在はかなり改善されております。テイクアウト時にはちゃんとケーキが動かないよう仕切りをつけてくれますし保冷剤も入れてくれますので、みなさまどうかご安心を。 |
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