《大浜サキ》
そういや最近クロスオーバー系の動画をまったく貼ってなかったなと思ったので、 今回はジャズピアニストの上原ひろみ(Hiromi)の動画を載せてみます。 2012年のアルバム「MOVE」より、表題曲の東京ライブ映像です。 11分と長いですが、非常にエキサイティングなので作業用BGMにでも聴いてもらえれば。 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト - 「MOVE」ライヴ・クリップ UniversalMusicJapanの公式チャンネル 同じ曲でも何が飛び出すか分からない、これぞジャズセッションの楽しさが凝縮された スリリングな一瞬ではないでしょうか。 じゃじゃ馬かつテクニカルなピアノと、競い合うようにして荒ぶるドラムス、両者にそっと寄り添う 6弦ベースによる調和がたまりません。 「のだめカンタービレ」ののだめが実在したらこんな感じなのかも? 日本よりアメリカでの活躍が目覚しい彼女ですが、情熱大陸などテレビでも何度か紹介されたので 最近はご存知の方も多いのではないでしょうか。 話は変わって、 アニメ「惡の華」の作画が実写を元に書き起こしたロトスコープだったということで 大騒ぎになってますね。 公式サイトにもPVにも絵が全然無いと思ってたら、こんなびっくり箱を用意していたとは・・・ 見る人によって全く受け取り方が変わり議論になるそのさまは、アニメファンとて一枚岩ではなく 様々なニーズが潜伏していたことを証明するようでなんだか嬉しくなってしまいました。 今回は、長濱監督の単なる作家的野心ではないんじゃないでしょうか。 この原作の根っこである青少年期独特の気持ち悪さを表現する上で、今のアニメの文法では 抜け落ちるものが多すぎる。そういうのは普通なら無視される部分だけども、 そこに真摯に向き合おうという決意の表れなのではないかと思います。 私なんぞはあの映像を見ていると、「この画でホラーやってくれ!」と叫びたくなりました。 ホラーもまた、アニメにする過程で抜け落ちるものが多いジャンルだと思うので。 今期は進撃の巨人がのっけからフルスロットルだったし惡の華のようなゲテモノもあるし、 ヤマトのような旧作リスペクトも揃ってるしで、ほくほくの大浜です。 あとむろみさんも可愛かった。なんすかOPのあのプログレは! |
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